極めて限られた人間関係の中だけでミスター・パーフェクトと呼ばれているこの僕が言うのも何だが完璧主義ほど割に合わないものはない。つまり効率が悪すぎるんだよ。例えば「せっかくアマゾンで買った本だから最後まで読み切らないともったいない。背表紙に読了日を入れないと・・・」というバカが付くほどマジメな奴が結構多い。特に日本人は「頑張ること」に美徳を感じまくっているので「最後までやり切ること」を是としている。でも、別に必要のないところまで読むことないじゃん。小説以外はもくじと見出しを見て内容を察することができれば捨てればいいじゃん。本を置いておくスペースのほうがもったいない。料理なんか無理に食べ切ることないじゃん。最後の一粒まで残さず食べてお腹を壊したほうが高くつくじゃん。しかしながら「本を読み切らないようにする」「料理は必ず残す」などと断言すると逆にマイナスの完璧主義になっちまうので「別に最後まで読まなくてもいいんだよ」「無理に嫌いなものに箸を付ける必要はないんだよ」くらいにゆる~く考えてみよう。僕が思うに「世の中は6割の力で十分に上手く行くというか10割より6割のほうが上手く行く」。何の根拠も確証もないけど。逆に10割の力を発揮する奴って周りからすれば鬱陶しくて重いよね。ってことで、今日の晩ご飯の鉄板焼きそばを72本くらい残した僕だった。今日もいい一日だった。