『点と線』や『砂の器』など数々の名作小説を世に送り出した松本清張は、自身の書斎の時計の針を1時間ほど進めていたとNHKの番組で知った僕。とは言え、30年以上も大昔に見た番組だけど。ま、締め切りに追われる仕事ゆえに時計の針を進めていたのだろう。これにならって僕も同じように1時間ほど進めたことがあるが「う~ん、5時か。本当は1時間を引いて4時だな」と文系のくせに頭の中で勝手に計算してまったく意味がなかった。そこで逆に1時間ほど時計の針を遅らせてみた。なぜか「う~ん、5時か。本当は1時間を足して6時だな」とはならなかった。その理由が自分でも分からない。しかしながらそもそも誰にも何物にも追われていなければ、それ以前に仕事自体がない僕ゆえにこのようなことを行う意味がない。はい、僕の部屋のセイコーの針はミリ単位で正確です。