砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

空に映える姫路城を徹底的に攻めまくった世界のアツローと僕@兵庫県姫路市

この僕が有する5回分のうちの2回分が残っている青春18きっぷ、俗に言う5分の2の貴重な権利の半分を無償で譲渡してあげて世界のアツローと国宝&世界遺産である『姫路城』を攻めた。今回のように徹底的に攻めまくるのはほぼ5年ぶりだ。姫路駅に着いたら予定どおり12時を回っていたので駅近くの『うおっとり』で970円の日替わりランチを食べた。料理と言えば、忙しない正月ゆえにまったく期待していなかったが、そのとおりの内容だった。刺身なんか小さすぎて「み、ミニチュア模型かよ!」とツッコミたくなるほどだった。ツッコまんかったけど。とは言え、開いている店が少なかったせいか満席かつ待ち客でいっぱいだった。

うおっとりの日替わりランチ

食事を済ませると速攻で『姫路城』へと向かった僕たち。大手前公園ではマルシェっぽいイベントが開かれていた。で、マルシェって何なんだ?まあいい。話を続けよう。そこで「姫路から揚げ」なる看板を掲げたキッチンカーを見つけた世界のアツローは間違いなく後悔していた。

から揚げを食べる世界のアツロー

『姫路城』の天守。いい。間違いなくいい。その和風的な美貌に見せられた僕は「和香子」と名付けた。「ただいま」「おかえりなさい」。そんな会話を楽しんでいた。

姫路城

別の角度からの『姫路城』の天守。いい。間違ってもいい。ちょっと洋風な面持ちを垣間見た僕は「ステファニー」と名付けた。「アイム・バック、スイート・ハニー」「ウエルカム・バック、マイ・ダ~リン!」という妄想を楽しんだ。

姫路城

その後、千姫が過ごした化粧櫓のある西の丸をサーッと散策した。イチイチ素晴らしい。あまりに荘厳かつ壮大な天守に疲れて西の丸を訪れることなく帰っちまう観光客が多いと係りの女性が言っていた。ったく、つくづく情けない連中だぜ。西の丸を出ると午後3時を回っていた。背景が少し薄暗くなってきた天守もまたいい。

姫路城

それなりに堪能した僕たちは、桜門橋を出て右に200メートルほど歩いた場所にある『好古園』を左足から訪れた。見事な池の中を何のストレスもなく悠々と泳ぎ回る(あくまでも僕個人の思い込みです)人間の気配がしてもまったく近寄りもしない愛想のカケラもない錦鯉を眺めながら、しばし悠久の歴史に思いを馳せた。今回の僕の唯一のミスはと言えば、箸が転がるようにコロッと動画を撮り忘れちまったことだ。ま、妖怪のようにも見えるが僕も人間だ。仕方ない。

好古園

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