砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

奈良屋本店の雪たる満とかがり焼鮎

正しくは「鮎焼りがかと満るた雪の店本屋良奈」と表記する。だって、リーフレットをご覧。屋号が右から左に書いてあるじゃんね。そう、奈良屋本店は天保元年、西暦にすると1830年の創業であり今年で193年の老舗だ。【今小町】にある店舗まで看板商品の「雪たる満」と「かがり焼鮎」を買いに出掛けた僕がいた。うん、歴史を感じさせる店舗の佇まいもいい。さらに店主夫妻の応対も明るく丁寧でとても好感が持てた。ショーケースの中の商品群を見ると自分用としてではなくお使い物としての需要が多いのだろう。しかし、僕は自分のためだけにしか買わない。生まれて58年と7か月間、年中無休でそんな奴ですこの私。すると、そのとき「ねぇねぇ、わたしをたべちゃうの?」と雪たる満が僕に言った。「うん、そうだよ。でも、その前にかがり焼鮎君を食べるからね」「雪たる満ちゃん、ぼくたべられちゃうみたいだよ」「おねがいだからわたしたちをたべないで」「う~ん、君たちにはコレが掛ったんだよ、コレが。そのせいで僕のPayPayの残高が笑っちゃうほど少なくなったんだよね」「おかねならわたしたちでなんとかしますから・・・」「ん?君は何をどうするつもりなのかい?」ってな感じで18分間くらい遊んだ後に断腸の思いで食べました。今日の教訓:いたずらに擬人化して遊ぶと変に情が移って食べにくくなるし最後は自分がすっげぇ極悪人に思えてしまうのでサッサと食ったほうがいい。

奈良屋本店の雪たる満とかがり焼鮎

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