今まさに、プチ大都会の岐阜シティでは「恵那の朴葉寿司まつり in 岐阜タカシマヤ」の話題でサトウの切り餅いや、持ち切りの真っ最中だ。んなこたあない。とは言え、たまたま岐阜タカシマヤに立ち寄ったらギリギリ片手で数えられるくらいの女性が並んでいた。朴葉寿司も朴葉味噌も旅先で食べるとすっげぇ味わい深いんだけれど現地で買ったものを自宅に持ち帰って食べるとそれなりなんだよね。っていうか、飛騨高山で買った朴葉味噌なんて買ったことすら忘れちまって5年以上もキッチンの棚の奥で寝かせたことがある僕がいる哀川(笑)。そんな大胆なひとり言をつぶやきながらエスカレーターで地下1階へ下りた僕は『御座候』の店先に山積みになっていた「よもぎ餅」を手に取った。だって、足では取れないんだもん。バカ。そのとき「いいことを思いついた」とほくそ笑んだ僕がいた。自宅に帰るや否や、これ見よがしに「大人気の恵那の朴葉寿司だよ」と言って女系家族に手渡すと「わぁ~♪美味しそうな朴葉寿司だこと。つーか、これってよもぎ餅だろ!」というベタなツッコミもなくテレビを見ながらひたすら食っていた。