砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

リニューアルして製造直売となった松田屋の餅菓子は絶品

以前は【今沢町】で営んでいた。だが、すぐ西にあった岐阜市役所が【司町】へ移転しちまった途端に人通りが激減し、それまでの界隈の賑わいは夕暮れ時の三河湾のようにシーン♪と静まり返った。この際、伊勢湾でも可。一時は廃業も考えたとか。あ、この場合は「いちじ」ではなく「いっとき」とお読みください。すると「ずっと続けてくださいね」「ファンなんです」という馴染みの客からのありがたい声援があった。それが創業昭和25年、岐阜市で73年間も続いた『松田屋』の三代目の熱き心の導火線に「岐阜の和菓子屋『松田屋』を残したい!まちの憩いの場としての役割も担いたい」と火を点けた。そして、製造所である【多賀町】の本店をバシッとリニューアルして店舗と一本化することを決意した。その改装資金をクラウドファンディングで募集したらあーた、目標額140万円のところ150万円を超えるまでとなったから驚きだぜ。

松田屋

残念ながら今沢町バージョンの店舗に一度も訪れることがなかった僕は、一昨日の午後11時のオープンと同時に多賀町バージョンの『松田屋』の引き戸を左から右へ慎重にスライドさせた。小ぢんまりとした店内ではあったけれど3~4人がイートなインも楽しめるようになっていた。「みたらし」と「しょうゆ」の2種類の団子をゆっくり店内で味わおうと目論んでいた僕だが、目の前にあったこんがり日(火)焼けしてステキなブラウンっぷりの五平餅に速攻で浮気した。

松田屋の店内

次から次へと客が来た。やはり場所が変わっても常連客や地元の人々に愛されているのだろう。今後は僕もたっぷり愛してあげよう。そんな僕がお持ち帰りした商品が「豆大福」と「草餅」と「かしわ餅」だった。そのひとつひとつが家族経営の素朴な温かみが嫌というほど伝わってくる素晴らしい味わいだった。あ、ふと気が付いたら見事に食い終わっちまっていたので僕の歯型の付いた断面をお見せすることができなくなっちまった今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

豆大福と草餅とかしわ餅

松田屋の僕のレビューとマップ(詳細)はこちら maps.app.goo.gl