JR岐阜駅構内にこれ見よがしに貼ってあるポスターを眺めながら「誰が小市民や?JR東海が会社ぐるみで岐阜市民をバカにしとる」と怒りに打ち震えていた僕がいた。いいかい、マジで。ここは一旦、冷静になろう。そして僕は、買い物客で賑わう成城石井の店先で呼吸を整えながら念のためスマホでググってみた。するとあーた、この7月6日より放送がスタートした『小市民シリーズ』というアニメだった大和田(爆)。しかも原作は清流に癒される飛騨地方出身なのに現在は魑魅魍魎がうごめく東京で暮らしている米澤穂信の推理小説とのこと。ハハハ、まったく知らんかったがね。案の定、アニメの舞台が岐阜市となっているためにJR東海が会社ぐるみで聖地巡礼の恩恵を虎視眈眈と狙っている。とにかく岐阜を小バカにしたら僕が絶対に許さない。そんな僕に対して「お前が岐阜を代表するな!」と大垣市民や羽島市民たちからよく言われる。だって、この僕だよ。この際だから現実に即した真実を言おう。勝手に盛り上がっているところ誠に申し訳ないが、岐阜の高校生にこんな見栄えのいいカップルはいない。だって、岐阜だよ。