学生時代に映画館でたった一度しか見ていないのに今でも鮮明いや、鮮烈に覚えている大好きな映画『さらば、わが友 実録大物死刑囚たち』はリアルに起きた「カービン銃ギャング事件」を元に三鷹事件の竹内景助、帝銀事件の平沢貞通など実在する超大物犯罪者たちの生態を生々しく再現したものだ。その中で受刑者Kの室田日出男が「おい、大福食うか?」と別の独居房にいる受刑者たちに小声でささやくシーンが印象的だった。「だ、大福!?」と酒しか飲まないような大の男たちがざわめき立った。それほどまでに窮地に立たされた者たちは糖分を欲する。それが自然災害が発生したときならなおさらだろう。はい、糖分の重要性について語りたかっただけの巻頭文はここまでです。ただでさえ年中無休で糖分を過剰に摂取しまくっている僕だから不意の出来事などで窮地に追い込まれた日には毎秒2リットルくらいの投与が必要となるだろう。ま、それは確実に病気か奇人変人だと思いますよ。僕もそう思います。そんな体質ゆえにアマゾンで井村屋先生のノーマル味とチョコレート味の「えいようかん」を注文した。これはほぼ5年間も保存できる優れものだ。試しに両方を食べてみたらノーマル味のほうが僕好みだったのでさらに10箱ほど追加で注文しておいた。できることなら未来永劫、無事に無難に暮らしたい。合掌。