やっぱこの時季の和菓子と言えば栗きんとんだに。そんな大胆なひとり言を僕の中のジョニーとステファニーが遠州弁でつぶやいただに。そんなこんなで栗きんとん発祥の老舗和菓子屋である『緑屋老舗』を訪れるべく名鉄電車とYAOバスをリズミカルに乗り継いで加茂郡は八百津町を目指した。計画どおりお昼時に到着した僕は、2日前に予約しておいた『魚正』で2300円のランチを満喫した。その後、お目当ての栗きんとんを買おうと『緑屋老舗』に行ったらあーた、とっくに売り切れとったがね。僕は明朝体で泣いた。だが、すぐ近くの『梅屋』で「栗金糖」をゲットできたのでゴシック体で笑った。確実に機嫌が良くなった僕は『八百津橋』からの絶景にしばし酔い痴れた。最後に古民家をリノベーションした『Cafe Bisous』で飲めるくらい絶品の「レモンケーキ」と絵画のような景色に浸りながら日記を書いて〆た動画はご覧のとおりです。
「え?入り口はここでOKなのか?」と杉原千畝のポスターに問うてみた。町屋のような細長い通路を入ると『魚正』の畳敷きの大広間はあった。時間が時間だけに多くの客で賑わっていた。釜飯は時間がかかると聞いていたので2300円のプチ会席っぽいセレブなランチを注文した。これが結構なボリュームだった。大瓶のビールもクイクイいけた。僕の格好がそう見えたのか、お支払いの際に「今日は走って来たんですか?」と女将さんに尋ねられた。そんなわけがない。
素晴らしい佇まいの『梅屋』で「栗金糖」を買うと赤いほうの『八百津橋』から絶景を眺めた。紅葉には13日間くらい早かったようだ。知らんけど。その後、フランス人の夫と日本人の妻が営む古民家をリノベーションしたモダンなカフェ『Cafe Bisous』で絶品の「レモンケーキ」と熱い珈琲と1枚の絵画のような景色を満喫した。いい時間と空間を過ごすことができてご満悦。
[動画内検索タグ]魚正,緑屋老舗,八百津橋,Cafe Bisous
■YouTube【砂漠に水】https://www.youtube.com/@sabakunimizu