嫌でも新春の恒例行事となっちまっている「お正月だよ、不平不満を言わずに世界のアツローと仲良く遊んであげよう!」シリーズの第6弾か第9弾か四捨五入すると第13弾かも知れない。業務連絡です。不本意ながら世界のアツローは間違いなく元気です。僕たちの合言葉のひとつに「困ったときの長浜」があるが、他に「気が向いたら桑名」もあるので覚えておいてもらおう。ゆえにローカリーな養老鉄道に揺られながら三重県は桑名市を訪れた。あたかもそうすることが当たり前かのように駅前にある『安永餅本舗 柏屋』に入ると焼き立ての「安永餅」をサクッと飲んだ。その後、何を食っても間違いない『川市』で絶品の「中華本膳」を徹底的に味わった。足腰がほぼボロボロで畳の上で死ねないどころか座ることもできない世界のアツローは座椅子に座った。「その物理的な上から目線を何とかしろ!」と言ったら「揚げ餃子」で隠してくれた。
誰にも言えないくらい満腹になった僕たちは、世界のアツロー御用達の『伊勢志ぐれ 本店』で「あさり志ぐれ」を買った。ここまで来たら滔滔と流れる揖斐川の絶景は必須だろう。そのまま北上すると和と洋の融合を嫌というほど体感できる国の重要文化財である『六華苑』を訪れた。「もし10億円の資産があって六華苑が買えるとしたらいくらなら払う?」と世界のアツロー。「固定資産税が気になって仕方ないのでタダでも要らん」と僕。今年もいい一年になりそうだ。
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