午前5時半のリバーサイドをハヤカワ文庫の探偵小説だったら18ページくらい楽しめる時間をジョギングに費やした僕は、向こう岸に垣間見える梅の蕾を眺めながら「春だ」とつぶやいた。首筋の汗をアマゾンで買った今治タオルで拭いながら帰宅した僕は、ロバート・B・パーカーのハードボイルド小説によく描かれるチーズバーガーを作ろうと思ったけれどバンズがなかった。こうなればトーストだ。しかし、午前6時の僕には「俺のトースト」は何気にヘビィだったので山崎製パン大御所のロイヤルブレッドの4枚切りで分厚いチーズトーストを作り上げた。今日は特別にスライスしたキウイをトッピングした。そうだ、グリーンではなくゴールドのキウイだ。ため息が出るほど見事な味わいっぷりだった。ちなみに、冒頭から3分の1はファンタジーだ。
