おいおいおいおい、兄弟姉妹の息子は甥。ほぼ10年の月日が流れるとこんなにガラッと見事に変われるものかしゃん?こっちは見た目も五臓六腑も朽ち果てるがね。そんな大胆なひとり言をつぶやきながら【亀山】を訪れた一昨日の僕は、JR亀山駅前の激変ぶりに驚いた。11年前に訪れた際に建っていた駅前の廃墟のようなビルはピカピカの『亀山市立図書館』になっていた。気になった僕は「何年前にできたんですか?」と女性職員に尋ねたら「2年前です」とのこと。やればできるじゃないか、亀山市。そして、その当時にはなかった『瑞宝軒』を元気に訪れた。

ホームページによりますと江戸時代の後期に「角屋」の屋号で店を構えたのが始まりらしいが、創業は明治24年とのこと。とにかく大昔から伝わる味を守り続けていることには変わりない。その代表格の銘菓が「亀乃尾」だろう。するとあーた、令和3年にリニューアルオープンすると江戸時代には確実になかったバウムクーヘンも主たる商品のひとつとしてラインナップされた。

わ、和菓子と洋菓子の二刀流だとぉ!?いやいや、店内のカフェスペースではハンバーグなどのランチメニューも満喫できるので三刀流かも知れない。ほら、ご覧。僕の正面に座った57歳と3か月くらいの課長補佐から課長に昇進したばっかっぽい男性もハンバーグをオーダーしたよ。僕はと言えば、芳醇なモンブランのケーキを熱い珈琲で転がしながらこれ見よがしに楽しんだ。

洋の甘いひとときを満喫した僕は、和の「亀乃尾」を買って自宅に帰った。こしあんを柔らかな求肥餅で包み込んだそれは想定外に小っちゃかった。しかしながら大正から昭和にかけて皇室が伊勢神宮を参拝する際にお召し上がりになったお菓子ゆえに厳かな気分に浸りながら味わった。

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