砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

200年の歴史の重みが香ばしい榮太樓總本鋪の名代金鍔@東京都中央区

今日の僕は杉山榮太樓、略して榮ちゃんと呼んでくれ。OK!そこんとこ夜露死苦!おいおい、そんな画数が多い名前は困るぴょん。ってことで、今回は東京都中央区の『榮太樓總本鋪』から「名代金鍔」をお取り寄せした僕がいた。和菓子が好きな者の中では知らない者はいないこともないかも知れないくらいよく知られている文政元年、翻訳すると1818年に創業した老舗だ。そうだ、江戸時代だよ、木下君。あたかも金沢の見事な金箔のように薄く伸ばした小麦の生地で餡を包むとそれを刀の鍔(つば)の如く凛とした丸くて平たい本来の姿で仕上げている。いい。一口頬張った僕は、あの頃にも同様に味わったことを思い出した。そうだ、幕末のあの頃だよ。ったく、さすがの僕でも生まれとらへんっちゅう話やがな。送料は880円だったが、新幹線で東京を往復することを考えればタダみたいなものだからリピートするかも知れないよ。とにかく滋味に富んだ粒あんが僕好みで絶妙だ。では、これから熱い珈琲と共に2個目をいただきます。

名代金鍔