砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

餅文のかしわ餅とさくら餅は味はもとより香りも楽しめる@岐阜県岐阜市

「一日一善」は悪人の僕にはちょっち無理だけど数年前から「ほぼ一日一膳」であり年中無休で「一日一糖」の僕がいる。そんな栄養失調気味の愛しい悪人の僕が【上茶屋町】からの帰り道に杉山家御用達の和菓子屋となった『餅文』に立ち寄ったのは昨日の午後2時3分のことだった。ふと「利用するのは今回で何十回目だろう?」と思ってブログで確認したら2回目だった、ぷ。

餅文

僕がショーケースに目を落とすと「この時季ですので定番の商品は置いてありません。ちまきやかしわ餅などは品切れしないようにするつもりですが、念のため電話で・・・」。いい。待望のマシンガントークが始まった。「鬼まんじゅうはいつから販売しますか?」「鬼まんじゅうは秋の商品ですので9月・・・」。実にいい。四代目の大将のキャラはそこらの役者より素晴らしい。結局、僕は「かしわ餅」と「さくら餅」を買った。自宅に帰るや否や熱いお茶と共に味わった。その葉の香りだけでも酔えるくらい五感に訴えかける秀逸だった。どちらも絶品なのだが、特に道明寺バージョンの「さくら餅」は塩漬けの葉と共に噛みしめたら河内弁で泣きそうになった。

かしわ餅とさくら餅

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