江南市で絶品のパン屋巡りを満喫するために名鉄電車に乗り込んだ僕だった。しかし、車窓から眺めた犬山城があまりに優美だったので名鉄犬山遊園駅で降りた。何か文句あっか?まあいい。猫も杓子もインバウンド需要がてんこ盛りの今日この頃、犬山城も混雑していると思った僕は、早めのランチを堪能すべく『開進亭』で生ビールを飲みながら「海老フライ定食」を味わった。その後、グーグルマップで発掘した『倉知金太郎饅頭本店』に駆け込むと2種類の「倉知金太郎饅頭」を六代目の話を肴に熱い珈琲で味わいながら日記を書いて〆た動画はご覧のとおりです。
商業主義のミーハーな本町通りは観光客狙いのベタな店ばっかなので僕は好きではありません。そのため本町通りを西に1本入った静かな大本町通りを歩いた。そして、ほぼオープンと同時に大正時代に創業した老舗のモダンな洋食店である『開進亭』に左足から入った。僕は生ビールを慎重に飲みながら「海老フライ定食」の3匹のエビたちを僕の貸し切り状態で優雅に味わった。
エビ腹男になった僕は、同じ並びにある『倉知金太郎饅頭本店』に入るとノーマルバージョンと揚げ饅頭バージョンの「倉知金太郎饅頭」を熱い珈琲と共に満喫した。この饅頭は江戸末期から昭和初期にかけて倉知家の先祖が犬山城下で販売していた「幻の饅頭」を金太郎の赤い腹掛けを纏った子孫である六代目の倉知克行氏が見事に復活させた逸品なんだ。質感のある豆の歯応えが画期的な食感の粒あんだった。詳しくは「菓房探訪」の『倉知金太郎饅頭本店』で紹介しよう。
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