砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

どら焼のどらやの栗どら焼は会津磐梯山の風と共に訪れる@福島県耶麻郡猪苗代町

扇風機だけで過ごせる貴重な朝っぱらなのに2羽のカラスがやかましくてモーレツに腹が立って仕方ない今日この頃、ご主人様であるこの僕よりパソコンに扇風機の涼しい風を送って「今日も暑くなりそうですが無事にお過ごしください」と頭を下げて目を閉じて合掌している僕がいる。そうこうしているうちに僕の許可もなくセイコーの腕時計の針が午前10時を少しだけ回った。この時間になるとデンジャラスな暑さが後ろから前から上から下から襲ってくるのでパソコンの電源を切った僕は、甘味の視察を兼ねてJR岐阜駅へと向かった。さっそく『PLUSTAアスティ岐阜』に足を踏み入れると冷蔵庫の中に大量のどら焼きがあった。それは会津磐梯山の風と共にやって来た『どら焼のどらや』の3種類のどら焼きだった。その場でググってみれば平成8年に創業したヤングな和菓子屋のどら焼きだった。せっかくのご縁なので「生どら焼」「三色どら焼」「栗どら焼」の中から僕に最も相応しい一番高い「栗どら焼」を買った。だって、この僕だよ。一口頬張れば創業以来、どら焼一筋にこだわってきた風味がゴシック体の太文字で湧いてきた。

栗どら焼