TDKのカセットテープには随分とお世話になった古き良き昭和末期の二枚目タイプの僕だが、TDLにもUSJにもご縁がなければ興味もない。そう、ムダに高額な料金を支払って人ごみに溺れるテーマパークなど僕の人生に必要ない。ま、それも賛否両論だと思いますよ。そんな僕がLLJを訪れた。リンリン・ランラン・じゃんけんぽん!じゃねぇぞ、この野郎。説明しよう、LLJとは世界で8番目に開業したレゴランド・ジャパンの愛称である。そんなこんなで以後、これを『レゴランド』と表記する。ちびっ子ギャングのビッグとリトルの好き勝手言われ放題のスポンサー、日本語に翻訳すると便利な財布として行ったがね。ちなみに、ちびっ子ギャングのヤングはまだ歩けないんでおうちでお留守番だった。午前9時28分、金城ふ頭の市営駐車場にドリーム号を入れると原色でカラフリーな『レゴランド・ジャパン・ホテル』に荷物を預けた。
あんなことやこんなことや「そ、そんなことまで!?」を何事も安全第一で徹底的に楽しんだら「おなかがペコペコ!」の大合唱が始まったので園内にある『ブリック・ハウス・バーガー』で好きなものを好きなだけ食べさせたった。僕はと言えば、2階から眺める景色をトッピングしてパッサパサのチーズバーガーをかじった。そんなことより笑顔がステキなアルバイトの女の子が「どちらからですか?」と尋ねてきたので「岐阜です」と答えたら「え!私もです」と言った。「岐阜のどこなの?」「関市です」「あ、僕の実家はお隣の大洞だよ」「え!私の父もそうです」。ザッと見たところ19歳と3か月くらいなので僕の10くらい下の大洞原人の娘かも知れない。
引き続きあんなことやこんなことや「そ、そんなことまで!?」を何事も安全第一で楽しんだらプールの予約時間が迫ってきたので一旦、ホテルに戻った。するとあーた、ロビーに入るや否や三國連太郎の着ぐるみが迎えてくれたのでちびっ子ギャングたちがビミョーな笑顔で対峙した。
難局を乗り越えたちびっ子ギャングたちはホテル内のプールで大いにはしゃぎまくってご満悦。その後、チェックなインを済ませると540号室の扉を開けた。どうやら今宵はヘビやサソリやクモに囲まれながら寝る予定はほぼ確定。タフでタイトなアドベンチャーな夜になりそうだぜ。
圭子の夢は夜ひらくが僕の時間はこれから始まる。楽しみにしていた『レゴランド・ジャパン・ホテル』に隣接する『シーライフ名古屋』を訪れた。案の定、小ぢんまりとした水族館だけれどなかなかいいじゃないか。淡水系の熱帯魚が0でも色々な工夫と愉快な企画で何気に楽しめた。
いい感じに疲労が襲って来たので今日の〆として『ピッツェリア マリノ バンビーナ メイカーズピア店』で胃の腑を満たすことにした。僕的には麺類だけは避けたかったのだが、圧倒的多数の女子が「パスタがいい!」とおっしゃるので速攻で甘んじて「ビュッフェ付きパスタセット」のゴロゴロあさりボンゴレなんちゃらをすすりながらピザやらサラダやらを食べながら生ビールとハイボールを楽しんだ。ん?ビュッフェにカレーもあるじゃないか。僕の表情が明るくなった。