砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

餅を切っても縁は切れない糸切餅総本家 多賀やの糸切餅

小雨が降ったり止んだりする中、近江鉄道の多賀大社前駅を一人きり降り立った一昨日の僕は、風情が漂う街道沿いの【多賀町】をサクッと散策した。主たる目的は『多賀大社』を詣ることと「糸切餅」を買うことだった。最盛期には「糸切餅」を扱う店は40軒以上もあったそうだが、現在では『糸切餅総本家 多賀や』と『糸切餅 元祖莚寿堂本舗』の2軒のみだ。今回は『糸切餅 元祖莚寿堂本舗』の店内で「糸切餅」が載った抹茶味の「糸切氷」を満喫したので自宅で味わう一品は目を閉じても残像が目に残る大きな「しゃもじ」の『糸切餅総本家 多賀や』に決めた!

糸切餅総本家 多賀や

店頭の女性スタッフに「売り切れますか?」と尋ねると「店頭に取っておきますから参拝の後にお越しください」と優しく返してくれた。「あ、そうなんですか。では、少なくてすみませんが10個入りを1箱ください」「はい、ありがとうございます。ちゃんとここに取っておきます」。僕は丁重にお礼を言うとそのまますぐ目の前にある『多賀大社』の大鳥居を上機嫌でくぐった。

糸切餅総本家 多賀やも店内

遅ればせながら説明しよう、活字で何度も登場した「糸切餅」とは滋賀県は多賀町の名物であり細長く伸ばした餅を糸で切り分けた和菓子である。そして、その中にはこしあんが入っている。いいかい、マジで。「先ほどお願いした者ですが」「はい、お帰りなさい。取ってありますよ」。このような言葉のやり取りだけで気持ち良くなっちまった哀川(笑)。そこで「写真を撮ってもいいですか?」と尋ねると「はい、ありがとうございます」と想定外の返事で微笑んでくれた。

糸切餅総本家 多賀やも店内

自宅に帰った僕は「しまった。あれだけ気持ち良く会話をしておきながら創業年を確認するのをコロッと忘れちまった。僕のバカ」と嘆いて途方に暮れかけた。それはそうと「夏期は本日中に召し上がれ」とのことだったので原価は0の冷たいお茶を飲みながら片っ端からお口に運んだ。この和菓子は凍らせて食べるより揚げて食べたほうが美味しいに違いない。揚げんかったけど。

糸切餅

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