君たちは明治座の舞台『大逆転!戦国武将誉賑(せんごくかーにばる)』を知ってるかい?織田信長役の松平健、お濃役の檀れい、豊臣秀吉役のコロッケ、ねね役の久本雅美。豊臣夫婦はほぼコメディ。ま、そんなまったく興味のない話は置いといて、見渡す限り視力が↑する総天然色の山と川を楽しみながら【可児】を訪れた一昨日の僕は、雰囲気のある街道沿いに佇む『梅園』に左足から入った。僕は「塩焼きのような鮎菓子を10個ください」と言うと「あんこがないので2個しかないんです」と女将さんが丁重に返した。「では、それをください」「自宅用ですか?」「はい」「簡易包装でいいですか?」「はい。あと創業は何年ですか?」「90年くらいかしら。主人が亡くなったのでやめようかと思ったんですけど。四十九日が終わったばかりなんですよ」「あ、そうでしたか」「そうそう、先週の日曜日に赤澤遼太郎さんが来たの。彼って知ってる?」「いえ、誰ですか?」「今度、松平健と舞台をやるんですって。そのときに森蘭丸役をやるから金山城に来たんじゃないかしら」「そうなんですか」「そこに座ってわらび餅を食べてましたよ」「そうなんですか」という感じの会話がそれなりに続いた。そんなことよりとても重要な情報をお伝えしよう。この4月に訪れた『梅園菓子舗 本店』の暖簾(のれん)分けで創業したようで【犬山】の際にお世話になった『倉知金太郎饅頭本店』の六代目はこの『梅園』で和菓子作りを1から教えてもらったそうだ。これはご縁というより和菓子の輪廻だろう。以上、ご報告まで。

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