砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

松鶴園の味噌饅頭と鬼面瓦もなかで焼き物文化を体感する

愛知県で2番目に小っちぇ市を散策するために【高浜】を訪れた一昨日の僕は、その日帰り旅の最後に観光案内所に駆け込むと「ここらへんに和菓子屋ってありますか?」と入り口付近にいた女性スタッフに尋ねた。「車ですか?」「いえ、電車で着ました。1時間くらいの場所なら平気で歩きます」「(笑)。では、この道を真っ直ぐに行くと市役所があるので・・・」という理想的な流れで教えてもらったとおりに10分間くらい歩くと角地に構える『松鶴園』にたどり着いた。いい。嫌でもザ・老舗感がプンプン漂いまくるグリーンベースの巨大な建造物がそこにあった。

松鶴園

店内もいい。動線がムダに広くて歩きやすいしショーケースの中には整然と商品が並んでいた。地元民にも観光客にもちゃんと喜ばれる和菓子屋だろう。僕は「名物は何ですか?」と尋ねたら「この味噌饅頭が人気ですよ」とベテランっぽい女性スタッフが教えてくれた。「では、それと鬼面瓦もなかを5個ずつください」「箱に入れますか?」「自宅用なのでそのままで構いません。あと創業は何年ですか?」「はい?創業ですか?ちょっと待ってください」。すると、店の奥から女将さんらしき風格のある女性が現れて「大正2年なので百十何歳です」と笑った。間違いなく高浜市の最も古い老舗和菓子屋に違いない。観光案内所の女性スタッフよ、どうもありがとう。

松鶴園の店内

帰りの列車の中で調べたらさっきの本店から歩いて15分ちょいの場所に『松鶴園 沢渡店』があるっぽい。その沢渡店では冬季限定で「鬼窯シュー」が販売されているようだ。観光案内所の女性スタッフよ、そこまで教えてくれたら僕はもっと感謝しただろう。まあいい。ってことで、自宅に帰るや否や「風味百パーセント」のキャッチコピーが可愛くてたまらない「味噌饅頭」と求肥のような食感のお餅が絶妙の「鬼面瓦もなか」を熱い珈琲をすすりながら丁寧に味わった。これはもう「高浜の焼き物文化」と言っても過言かも知れないけれどそんな気がした僕だった。あ、そう言えば、昨日の午前3時14分に一人きり頬張った「鬼どら焼」もこちらの商品です。

味噌饅頭と鬼面瓦もなか

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