砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

両口屋の白い妖精の美養まんじゅうは91歳の初代の誇り

東海三県で「両口屋」と言ったらあーた、誰もが「千なり」や「よも山」や「旅まくら」などを思い浮かべるけれど僕が向かったのはそっちじゃない。三河湾の潮風に吹かれながら【蒲郡】を訪れた一昨日の僕は、巨大な弘法大師像を目指して歩くと実に洗練された佇まいの『両口屋』に駆け込んだ。ほら、ご覧。小粋なモノトーンを基調とした街の風景に溶け込むモダンな外観を。いい。見知らぬ土地の午後からのショートトリップにはこれくらい渋い出会いがちょうどいい。

両口屋

創業67年の店内に一歩足を踏み入れるとそこは昭和から令和へと変わらぬ時間が流れていた。それくらい落ち着く空間であり、それは伝統をつないできた老舗の風格が漂う空間でもあった。整然と並ぶショーケースの中をのぞいた僕の熱く鋭い視線が捉えたのは、名物の「美養(みや)まんじゅう」と北海道産の黒豆を贅沢に使った「塩豆大福」だった。何と「美養まんじゅう」は91歳の現役職人である初代が作っているようで現店主の三代目でも手が出せない商品だとか。

両口屋の店内

さっきから僕をじっと見つめる愛くるしいルックス。まるでアザラシか何かの赤ちゃんに見えて仕方ないじゃないか。食べるのが一瞬もったいないと感じてしまうくらいキュートなフォルムの「塩豆大福」だけれどそこは粒あん派の僕ゆえにサクッとお口に放り込んだ。間違いなくいい。お次は白い妖精の「美養まんじゅう」を躊躇なくパクッとやれば、お口の中で控えめに主張する優しい甘みと真心を込めて作られたことが一瞬で伝わるこの風味。初代の誇りと歴史に触れた。

美養まんじゅうと塩豆大福

両口屋のレビューとマップ(愛知県蒲郡市)はこちら

梅月園 六花の赤飯薯蕷を温めると風味豊かで滋味に富む

岐阜市より気温が3℃も低ければ海風が吹き込むため体感温度はそれ以上にコンフォタブルな【蒲郡】を訪れた昨日の僕は、5年7か月前にも食べ歩きでお世話になった『梅月園 六花』に駆け込んだ。す、涼しい・・・。JR蒲郡駅の北口から北へ真っ直ぐ3分間くらい歩いた場所にそびえ立つようにある巨大な店舗は大正12年の創業らしく蒲郡市民に愛されている。と思う。

梅月園 六花

エアコンの効いた店内に左足を踏み入れると「いらっしゃいませ」と店の奥から女将さんらしき風格のある女性が現れた。僕はお目当ての「赤飯薯蕷(せきはんじょよ)」を右手の人差し指で差すと「これを4個ください」と言った。「はい。それにしても今日は暑いですね」「ですねぇ、今日は岐阜から来ました」「あらあら、岐阜からですか。岐阜のほうが暑いんじゃないですか?」「シャレにならんくらい暑いです」。そんな会話を楽しんだような気がする。自宅に帰るや否や「赤飯薯蕷」を何秒かは記憶にございませんが、レンジでチンして冷たいお茶と共に味わった。温めることにより風味豊かになった石版画いや、赤飯がほんのり甘くて実に滋味に富んでいる。

赤飯薯蕷

梅月園 六花のレビューとマップ(愛知県蒲郡市)はこちら

【日帰り旅】第106弾@蒲郡|トラウマは払拭した?

あれは5年7か月前の寒い冬のことだった。そのとき僕は「もう二度とゴメンだ」という悲惨な目に遭った。しかし、いつまでも引きずっていてはいけない。逃げていてはいけない。だって、この僕だよ。そんなこんなでトラウマを払拭すべく愛知県は蒲郡市を訪れた。JR三河三谷駅に降り立った僕は、すぐ近くにある『蒲郡モダン』に入るとお洒落な空間で生ビールを飲みながら「モダン定食」を堪能した。その後、どうしても味わいたかった和菓子を求めて『両口屋』へと向かった。そこから西へ18分間くらい歩いてたどり着いた完璧な雰囲気の『茶屋 ITSUKA』で色鮮やかな「冷やし抹茶ぜんざい」をすすりながら日記を書いて〆た動画はご覧のとおりです。

豊橋方面に向かってJR蒲郡駅のお隣にあるJR三河三谷駅に降り立つと2分間くらいだろうか汗もかかない短い距離を歩いて『蒲郡モダン』に到着した。店名のとおりモダンな雰囲気の中で泡立ちがいい生ビールを飲みながら刺身や天ぷらが並んだ「モダン定食」をゆっくり味わった。

モダン定食

わざわざカフェとは反対方向にある『両口屋』に立ち寄ると「美養まんじゅう」でエネルギーをチャージした。元気になった僕は、レトロを絵に描いたような古民家カフェ『茶屋 ITSUKA』に入ると趣ある空間の中で「冷やし抹茶ぜんざい」を存分に味わいながらしばし優雅に癒された。

冷やし抹茶ぜんざい

[動画内検索タグ]蒲郡モダン,両口屋,茶屋 ITSUKA

YouTube【砂漠に水】https://www.youtube.com/@sabakunimizu

紙屋商店のみつまめと山崎製パン大御所の豆大福のコラボ

一番身近にある冷気でお値打ちな涼を取るべくパナソニックの冷蔵庫をパカッと開けたら上から2段目の棚に甘い香りを漂わせる袋があった。厳密に言えば、そんな気がしただけであり実際は甘い香りなど漂ってはいない。ま、そりゃそうだ。ほほう、福島県は会津若松市に店舗を構える創業明治元年の『紙屋商店』の「みつまめ」だとか。よく知らんけど。しかし、よくよく見れば黒みつは付いているものの粒あんは1粒もなかった。これはいけない。そんなこんなで最寄りのスーパーで買ってきた山崎製パン大御所の「豆大福」をトッピングして一気呵成にかき込んだ。

みつまめと豆大福

野太い声の山賊みたく食らい付きたい手作りハンバーガー

メーデー!メーデー!この僕が利用している日本気象協会の天気予報アプリによりますと今日の午後2時に38℃を超えるっぽいです。念のためダウンロード数が第1位のウェザーニュースを確認したら37℃までだったのでこっちのアプリに変えたろかしゃん。はい、自分に都合のいいイエスマンだけに囲まれたい巻頭文はここまでです。ま、37℃にしろ38℃にしろ体感温度は限りなく40℃超えっちゅうことで肉よ、肉!この理不尽かつ殺人的な暑さを乗り切るためには肉なのよぅ!って感じ?ふと気付けば食料品の高騰によりご無沙汰だった手作りハンバーガーとその仲間たちを『まんが日本昔ばなし』に登場する常田富士男の声の山賊みたく食らい付いた。

手作りハンバーガー