砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

南の窓に向かって深く味わうバニラチョコレートサンデー

期間限定の「バニラチョコレートサンデー」を最寄りのスーパーまで焦りながら買いに行ったら冷凍ケースの中に崩れる前のジェンガのようにてんこ盛りで入っていたのでサーッと興ざめして「マウンテンチョコファッジ」に切り替えた一昨日の僕に今日の僕が忠告してあげよう。バカ。ちなみに、僕が僕に対して忠告するのはOKだけれど赤の他人が同じことをしたらぶっ飛ばす!まあいい。という流れで「バニラチョコレートサンデー」を買った僕だった。これを安い世間は「支離滅裂」や「優柔不断」などと罵るが、見方を変えれば「初志貫徹」に違いない。そもそも安い世間自体が「魑魅魍魎」だから住民票も出ない妖怪の言うことなど気にするんじゃねぇぜ。

バニラチョコレートサンデー

北北西の青空に向かって頬張るマウンテンチョコファッジ

アイスクリームに賞味期限はないのに40周年を迎えたハーゲンダッツが期間限定の商品として「バニラチョコレートサンデー」を発売したことをネットニュースで知った午前11時16分に「う、売り切れたらあかん!」と最寄りのスーパーまでボルト並みの快速で向かったらあーた、売り切れどころか冷凍ケースの中にてんこ盛り状態だったのでサーッと興ざめしたものの「ま、これは要らんけどせっかくここまで来たんだから」とつぶやきながら同じくハーゲンダッツの「マウンテンチョコファッジ」を左手に取るとPayPayで会計を済ませた直後に屋外のベンチに座って頬張れば「さすがに268円だけのことはある♪」と北北西のピーカンの青空に向かって微笑んだことはありませんか?118分前の僕はあります。それはそうと40周年おめでとう。

マウンテンチョコファッジ

消防隊カレー「神戸の消防隊員が愛する味」を僕も愛する

岐阜県の将来を憂うこの僕が岐阜県警察「柳ヶ瀬界隈の治安を守る生活安全総務課のカレー」の発売を提案してあげてから1年以上が経過したにも関わらず岐阜県は何もしていない。おいおい僕、岡山県に移住しちゃうよ。しねぇよ。新しい取り組みに対して全会一致で拒否する死ぬほど保守的な県民性ゆえに今回だけは勘弁しといたる。次回も以下同文だったらブチ切れちゃうよ。そんな大胆なひとり言をパソコンに向かってつぶやいていたら「そうだ 神戸、行こう。」というベタなキャッチコピーが僕のセルリアンブルーの前頭葉の中をパカランパカランと駆け巡った。そんなこんなで午後3時28分に消防隊カレー「神戸の消防隊員が愛する味」を堪能したという流れです。今日の僕の生き方に文句がある奴は、現実から目を背けないで認めてあげてほしい。

消防隊カレー「神戸の消防隊員が愛する味」

ぎふ町旅シリーズ第194弾@大洞緑山:思い出と本籍がある町

プチ大都会である岐阜シティの魅力をサクッと伝えるべく、岐阜市を細分化して町別に紹介する「ぎふ町旅」シリーズ。こんな画期的な企画をタダでやってあげているこの僕をもっと評価してやったらどうなんだ。ってことで、第194弾は大洞緑山だよ。この僕が幼稚園から大学を出て社会人になるまで暮らしていた大洞緑山だよ。そのため歩を50センチ進めるごとに思い出話が湧いて出た哀川(笑)。初っ端から『つくし公園』で昔の恨み節を垂れまくるとメンフクロウが迎えてくれる『cafe ふくろうの宴「凜々(りり)」』で二段になった「日替わりお弁当ランチ」を噛みしめるように味わった。その後、場末のスナックのような『喫茶ぶらんこ』に駆け込んだら「あら、ごめんなさい。もう閉店なのよ」となかなかのキャラのママさんに言われたので当初の予定どおり同級生の江っちゃんが営む『Sweet House ESAKI』で相思相愛のシュークリームを買って帰った。そして、それを自宅で見つめながら日記を書いて〆た動画はご覧のとおりです。

冷たい雨が降る中、人っ子一人いやしない『つくし公園』の真ん中で思い出話という不平不満や恨み節をたらたら垂れていたらアレグレットのテンポで空腹感に襲われた僕だった。とは言え、この町には飲食店がほぼほぼないのでワープチケッツEXの権利を行使して【芥見南山】にある『cafe ふくろうの宴「凜々(りり)」』に入ったらあーた、キュートなメンフクロウに癒された。この店は【岩井】の回で訪れたことがある。1か月前に岐阜市岩井から移転したばっかなんだ。

cafe ふくろうの宴「凜々(りり)」

あ、思い出した。それまでは『南やま珈琲』だったんだ。その店舗を居抜きで利用しているから「あら?少し前に入ったことあるぞ」と感じた僕だった。ま、それは置いといて、僕はと言えば「日替わりお弁当ランチ」をオーダーした。午前11時25分、モーニングからランチタイムにチェンジする時間だったので余裕で座ることができたが、僕が食べ終わる頃には満席となった。味はもとより感動するくらいヘルシーな料理で僕の脂まみれの五臓六腑が洗われるようだった。

日替わりお弁当ランチ

[動画内検索タグ]cafe ふくろうの宴「凜々(りり)」,Sweet House ESAKI

YouTube【砂漠に水】https://www.youtube.com/@sabakunimizu

ボクとカノジョの晴れ風の物語 by『ハートカクテル』風

西に窓がひとつ。南に窓がふたつ。ボクは南の窓を臨むように白いソファを置いた。時計の針は午後2時26分を称えていた。ボクは北に背を向けて缶ビールを飲んだ。それからボクは毎日、自分を見失わないペースでビールを飲んだ。「やァ」「ただいま」「久しぶりだね」「え?3日前に会ったばかりよ」「うん、だからだよ」。ふふふ、カノジョは笑った。ボクも笑った。カノジョはブラウンの紙袋を差し出すと「あなたのお城に加えてくれる?」と微笑んだ。ボクはブラウンの紙袋の中の正体を知ると「もちろん。てっぺんにね」と言った。「じゃあね」「うん、じゃあ」。クアーズ、ハイネケン、バドワイザーの空き缶の城の頂をターコイズブルーの晴れ風が吹いた。

晴れ風