菓房探訪
年中無休で杉原千畝と池井戸潤の話題で盛り上がっている【八百津町】を散策した昨日の僕は、この季節だからこそ合法的に6個まで楽しめる栗きんとんを求めて『緑屋老舗』の扉をパカッと開こうとしたらとっくに売り切れていた。僕は泣いた。明治5年創業の『…
ったく、いつまでも岐阜が名古屋の植民地だと思ったら大間違いだぞ、この野郎。全国レベルで土日ともなれば京都ナンバーや大阪ナンバーなど多くの車が店舗の真正面に横付けするくらいの繁盛店が岐阜にもあるんでそこんとこ夜露死苦!それが大正元年創業の『…
午前9時、ハイ・ファイ・セットの『フィーリング』から平松愛理の『部屋とYシャツと私』に曲が変わって4分10秒が経った瞬間に雪崩の如く涙腺が崩壊して号泣が止まらない杉山です。はい、ドライアイ対策としてYouTubeで「泣ける曲」の再生リストを作って…
触れると火傷するくらいまでフライパンで熱した『喜楽精肉店』の「うだつコロッケ」と近所のバローで買ってきたスライスチーズを隣町のトライアルで買ってきたバンズに挟んで頬張ったら想定外に美味しくてご満悦。僕って発明王!?ま、その話は置いといて、…
以前は【今沢町】で営んでいた。だが、すぐ西にあった岐阜市役所が【司町】へ移転しちまった途端に人通りが激減し、それまでの界隈の賑わいは夕暮れ時の三河湾のようにシーン♪と静まり返った。この際、伊勢湾でも可。一時は廃業も考えたとか。あ、この場合は…
失っても痛くも痒くもないとは思っていたものの今回ばかりは本当に失いたいと徹底的に願った僕がいた。「ねぇ、何のこと?」「うん、一昨日のことだよ」。そう、高倉健さんが愛した老舗の喫茶店の時間と空間と濃厚な珈琲の味を満喫するために京都まで行った…
「し、しまった。気が付いたら完食しちまったので焼いて食うことができなくなっちまった」と本気で悔やんでいる真っ最中の僕がいる。海津市にある千代保稲荷神社、略してお千代保稲荷、日本語に翻訳すると「おちょぼさん」とその参道を訪れた一昨日の僕は、…
国の登録有形文化財であり江戸末期の雰囲気を今に残す『空穂屋』で焼きドーナツと熱い珈琲を大いに満喫した一昨日の僕は、その日の〆として「中竹屋町」にある『長崎屋本店』を訪れた。ほう、こちらは江戸中期の創業だぜ。「ねぇ、それって何年頃なの?」「…
僕が「弘道君」ではなく「ひろみちくん」と呼ばれていた芥見東小学校6年3組のときの担任は小林末廣先生だった。ココ、来週の月曜日の終わりの会にサプライズで行われる卑怯な抜き打ちテストに出るかも知れないよ。出ねぇよ。はい、体内の糖分が減少すると…
養老公園に咲き乱れる満開の桜と思う存分に食い散らかすご当地グルメの「養老飯」を目当てに【養老町】を訪れた昨日の僕は、計画どおり養老駅の真正面にある『きび羊羮本家』をその日の最後に訪れた。一日の〆に和菓子屋を訪れるハッピーを誰にも分けてあげ…
美しい長良川と青空に映える岐阜城を眺めた16分後にハンバーグとアイスクリームを満喫した昨日の僕は、もう少し城下町を散策しようと大股で南へ歩き出したらあーた、すぐ目と鼻の先の久屋町で明らかにステキな和菓子屋と遭遇した。そして、それは『両香堂…
近くて遠い垂井。南宮大社と竹中半兵衛しか自慢するものがないとこの僕に思われていた垂井。そんな可哀想な【垂井町】に11554歩も費やした昨日の僕は、JR垂井駅から旧中山道へとつながる街道沿いに佇む『銘菓処 みどりや』を訪れた。ほら、ご覧。店舗…
前にも言ったがすっごく重要なことなので甘党のこの僕だけどお口が酸っぱくなるほど言おう。この7月31日をもって誠に残念ながら岐阜タカシマヤが幕を閉じることは全国レベルで周知の事実だろう。ま、それは止むを得ないことだとしても地下1階にある御座…
これ見よがしにホイップクリームがてんこ盛りとなったパンケーキを見事に完食した昨日の僕は「最後に数軒の和菓子屋を攻めようと思っていたのに・・・」と弱気になっていた。それくらい【江南】で対峙したパンケーキはキョーレツだった。ま、それは置いとい…
人気店のオムライスを食べることを主たる目的として【一宮】をヘトヘトになるまで歩き回った昨日の僕は案の定、ベトベトになった。そして、それと同じくらいインポータントな任務として昭和34年創業の古風な『あんこや』を訪れた。この和菓子屋を知ったの…
2種類のカレーで満腹になった直後は濃厚な糖分を摂取して辛味と甘味を±0に中和させたいと思いませんか?絶対に思いますよね?しかしながら僕は思いません。とは言え【茜部寺屋敷】で遭遇したからには入らなければならない僕の佐賀いや、性(さが)がそうさ…
彦根城のベタな城下町の夢京橋キャッスルロード沿いにある『ウクライナ料理店 The Faina』で「ウクライナ風近江牛パスタ」と「ウクライナケーキ」を胃の腑に収めて100%ご満悦だった一昨日の僕は、ずっと前からそれなりに気になっていた『いと重菓舗 本店…
「後光が差す」とはこのことだろうか。一方、僕の場合は「背後から刺す」がお似合いだろう。ハハハ、バカ野郎。とにかくピーカンの青空の下、絶対に転ばぬようにと地面とほぼ垂直に足の裏が着地するように歩いていたらちっとも前に進まんがね。ま、そりゃそ…
「うん、やっぱ本場で食べるとさすがに美味しいね」と大胆なひとり言をつぶやきながら熱々の明石焼きをリズミカルにお口の中へ放り込んでいた4日前の僕は、その8分くらい前に計画的に『藤江屋分大 本店』の前を通りかかると全容を写真に収めた。魚の棚商店…
青春18きっぷの権利を行使して片道5時間近くも掛けてやっとたどり着いた静岡県は沼津市で沼津港の青い海を眺めながらシーラカンスのパンケーキと戯れた昨日の僕は、当初の予定どおり『つるや製菓』を訪れた。ほら、ご覧。一見すると老舗の精肉店っぽい佇…
長州力の滑舌どころではない筆舌に尽くし難いほどの悲しいお知らせです。岐阜市真砂町にある老舗の和菓子屋『浪花堂』が昨日、11月30日をもって80有余年の幕を閉じました。甘党の僕としては本当に残念です。『大龍寺』の絶景を眺めるために【粟野】を…
こ、この僕としたことがコロッと忘れちまっていた・・・。5日前に三重県は伊勢市の二見浦でルンルン気分で買った塩ようかんを机の引き出しの奥に入れたままにしておいたことに今さっき気が付いた。旅行から帰ると栄養ドリンクとして「赤福餅」を流し込んだ…
川島なお美の体がワインでできているならば、僕の胆石は銀杏でできている。んなわきゃない。それ以前にバカ。それはそうと歯石が銀杏だったらキョーレツな口臭だろう。それ以後もバカ。とにかく僕は銀杏が好きだ。それがために銀杏の聖地である愛知県は稲沢…
「ねぇ、どうして鬼まんじゅうって言うの?」「うん、鬼の大好物だからだよ」。そんな建設的な会話を楽しんだことはどこのどいつにでもあるだろう。ところで気分転換を兼ねて【七軒町】を散策した昨日の僕は、その帰りに【金園町】の際に杉山家御用達の和菓…
「目の字通り」とはよく言ったものでグーグルマップを真上から見ると「目」の字になっている美濃市の「うだつの上がる町並み」の中に佇む『時代軒菓舗』を昨日の正午に訪れた僕がいた。平日の真っ昼間だからだろうかほぼほぼ観光客もいなかったので静かな路…
呼吸するのを忘れるくらい荘厳で雅な国宝と清らかな重要文化財がてんこ盛りの三重県は津市の一身田(いしんでん)にある専修寺(せんじゅじ)を隅から隅まで満喫しまくった昨日の僕は、当初の計画どおり『たけや』を厳かな気持ちで訪れた。いや、もうこれは…
青空の下、旧中山道の太田宿界隈を西へ東へ散策しながら地中海料理や現役の消防士たちが営むクラフトビールや大正時代の庁舎のようなレトロっぽい佇まいのカフェを満喫した昨日の僕は、いつものように旅先での和菓子屋探訪に精を出しまくった。それが『みの…
この僕が好き勝手に「和菓子の師匠、または若頭」と呼んでいる【今沢町】の際に大変お世話になった強面のマスターに「ここら界隈では『ふくや』の上生菓子が最高ですね」と面と向かって教えを受けてから早1年と2か月が経っちまった。グーグルマップの「行…
全国的な現象かどうかは知らないが、この時季になると岐阜の和菓子屋の店頭は栗一色ですな。ギリギリ秋晴れの粟野東界隈を散策した昨日の僕は、とっくに定番となっている和菓子屋探訪を楽しんだ。ちなみに、栗だけに「栗野」ではなく「粟野(あわの)」なの…
格闘技は所英男。割烹着は所浩史。ちなみに、所パティシエが纏う白いユニフォームも割烹着と呼ぶのだろうか。驚くべきことに「闘うフリーター」の所英男は世界のアツローの従兄弟です。だから、そんなことはどーでもいいんです。【琴塚】界隈を県道に沿って…