砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

美博独歩

日帰り旅シリーズ第22弾@名古屋:甘い蜜に群がる虫と僕

この僕にはどうしても名古屋へ行かねばならないその理由があった。そう、それはほぼ3年も待った朔日餅(ついたちもち)を赤福茶屋まで取りに行くためだった。で、せっかくなので大須界隈にある『和栗茶屋 眞津留』を訪れて絶品の「錦糸モンブラン」を味わっ…

日帰り旅シリーズ第20弾@越前:ボルガライス発祥の地

今から約2年半前に武生界隈を訪れた僕は、B級グルメであるボルガライスを堪能した。「あの味をもう一度!」という取って付けたような大義名分の下、再び福井県越前市の武生を青春18きっぷの権利を行使して訪れた僕だった。ところが、嫌でも殺人的に暑い…

日帰り旅シリーズ第9弾@半田:運河の街の鰯とビール

花粉が舞い踊る快晴の下、青春18きっぷの権利を行使して距離的にはほぼご近所の半田を訪れた。まずは『いわし料理 円芯』で徹底的にイワシ三昧。その後は紺屋海道を散策しながら半田赤レンガ建物内にある『Re-BRICK』でカブトビールを満喫した。半田運河も…

海水が生理的にNGなので琵琶湖畔で癒されながら過ごした僕@滋賀県大津市・草津市

「私、海が見たいの」「僕、海水が無理なの」。ってことで、そんなときは速攻で琵琶湖へ行こう。淡水なのに何気に潮っぽい香りがするのは気のせいだろうか。予約しておいたイタリアンが美味しい『ペコリーノ』に入ると浮御堂を臨む席に通された。ハハハ、そ…

お泊り旅シリーズ第3弾@名古屋

という崇高なる思いを抱いて一人合宿で名古屋市内のホテルに宿泊した僕がいた。ハハハ、案の定、食って飲んで散策しまくって終わったけど。フフフ、とりあえず生命保険の払い込みと住宅ローンを完済するまでは頑張ろう。ってことで、面倒臭いので2日分を1…

虎だ!虎だ!君も僕も大橋翠石の虎になってこの難局を乗り越えるのだ

「虎だ!虎だ!お前は虎になるのだ」by『タイガーマスク』のオープニング風。そのように上から目線で命令されても僕は生粋の熱帯魚派なので個人的には2メートル級のピラルクーを希望します。はい、僕一人きりの実体のない北南米河川流域開発事業団という名…

麒麟がこない

朝っぱらから暇だし暑いし呼吸するのも面倒臭いし。ってことで先日、次女がプレゼンツしてくれた「麒麟がくる 岐阜 大河ドラマ館」のチケットの権利を行使すべく歴史博物館を訪れた。無事に検温をクリアできて本当によかった。観光客もそこそこいるようでホ…

笑うくらい退屈で仕方なかったので新たなカテゴリ[美博独歩]を設定した僕

さて、この美術館の名前は何でしょうか?ハハハ、画像を拡大しても文字がボケる程度のビミョーな解像度でカットしてあるんだよ。どうかお願いだ、悶々と悩みながら墓場まで持って逝ってほしい。はい、さすがに自分でもうんざりするくらい性格の悪い巻頭文は…

「麗子、あなたって麗子は・・・」とつつがなく感動した僕@愛知県名古屋市

見た目がそこらの安い新興宗教の新会員っぽくなるだけなので身勝手なマスクのムダ遣いは徹底的にやめましょう。はい、愛と勇気とチャレンジ精神が飽和状態の巻頭文はここまでです。お久しぶりに列車に乗った。そう、大好物の『名古屋市美術館』を左足から訪…

便乗商法が横行する岐阜城下町界隈は本能寺の変まで持ち堪えられるだろうか

あ、もしかしたら君たちは「鯛の御頭付き」と思ってやしないかい?尾も頭もあるという意味ゆえに歴史を遡れば太古の昔から「鯛の尾頭付き」が正解だろう。とは言え、鯛に大工の棟梁がくっ付いてくれば「鯛の御頭付き」でもOKかも知れない。ま、それも賛否…

ちょっち気分が暗くなったカラヴァッジョ展もまた風情の僕@愛知県名古屋市

「誕プレ」と「短プレ」は似ていると書こうとして念のためググったら正確には「短プラ」だった。今まで「短期プライムレート」の省略形をずっと「短プレ」と思っていたもののこんな厄介な言葉を一度も口にする機会がないお値打ちな毎日で本当によかったよ。…

和歌山くんだりの歴史と文化と芸術を心がないのに心行くまで味わったった僕@和歌山県和歌山市

午前0時52分に目覚めた僕。それってほぼ昨日じゃん。旅先のジジイの朝は気仙沼のサンマ漁より早い。一度でいいから死ぬほど鳴らしてみたい目覚まし時計のステキなアラーム。はい、ベッドから身を起こせば同じ目線に荘厳な和歌山城がある巻頭文はここまで…

スジローの32番テーブルで「断念」についてふと思う

「桜を見る会」を中止するなら「姥(うば)桜を見る会」に変更して身の回りの該当者を眺めながら『ちびまる子ちゃん』に登場する野口さんのように「クックックッ」と失笑して楽しめばいいのに。ま、それも賛否両論だと思いますよ。誤解しないでほしい。今一…

第6回の親孝行接待ツアー(2日目)は安い修行のように歩き回った美観地区@岡山県倉敷市

基本的に一人旅のブレックファーストはセブンイレブンかファミリーマート、これら2つがなければローソンの菓子パンと決めている僕だが、さすがに心はないけど必要以上に常識だけはある僕だから義父&義母にそうしろとは言えなかった。その結果、不本意なが…

ルーブル彫刻美術館を訪れたらモーレツに映えすぎて驚いた僕@三重県津市&愛知県名古屋市

レゴランドの「レ」の字もレレレのおじさんと同じくらい耳にしていない今日この頃、レゴランドはちゃんと堅実に運営されているのでしょうか。だから、そんなことはどーでもいいんです。ところで漢字一文字の県庁所在地は三重県津市だけど「次は津、津」とい…

宇和島城とJR予土線の四万十川と千秋の鍋焼きラーメンと高知城と僕@愛媛県宇和島市&高知県高知市

怖くて電気を点けっ放しで眠ったにもかかわらず午前4時16分に起床した。普段の僕なら旅先では2~3時に目覚めるのに。ま、かなり疲れていたのだろう。案の定、今回は予定に入れていなかった宇和島城を8時に攻めた。やっぱいいですねぇ宇和島城は。一人…

明治村の浪漫亭と入鹿池と西郷從道邸とスタバ犬山梅坪店で癒された僕

悲しいお知らせです。どうやら僕のサメ肌の舌先に小っちぇ口内炎ができたっぽいようだ。日頃から杉山さんに大変お世話になっていることだしこの際、喜んで代わってあげたらどうなんだ。ハハハ、地味に痛ぇ。だからこそ、今の僕にはビタミンMが必要なんだ。…

五稜郭と市立函館博物館と千秋庵総本家とレストラン ヨシヤを攻めた僕@北海道函館市

朝、雨もまた風情。むしろ小雨が悠久の歴史をこの僕の前にステキに漂わせているようにも思えた。まったくマーベラスじゃないか。五稜郭の箱館奉行所だが、これで何回目となるかしら。猫も杓子も真正面から撮影しているので僕は真裏から激写した。垣間見える…

刈谷市歴史博物館の秀吉の朱印状と香楽 本店の揚州ランチにご満悦の僕@愛知県刈谷市

京都を舞台にした2時間のサスペンスドラマで船越英一郎が演じたのは狩矢警部。JRの岐阜駅から名鉄の碧南駅まで行きたいのなら刈谷経由。ちょっくら前に豊臣秀吉が加藤清正に宛てた朝鮮出兵の朱印状が発見されたことを知った僕。ラッキーなことにその朱印…

おきみゅーと大東そばと首里城界隈とLUCKY TACOSとスタバにご満悦の僕@沖縄県那覇市

ゆいレールの車内アナウンスの「まきしぇき(牧志駅)」と「マックシェイク」があまりに瓜二つの15倍くらいだったので笑いを堪えるのに必死だった@赤坂サカスを「あかしゃかしゃかす」としか言えない杉山です。もぉ~、僕ったらぁ~♪おきみゅーだ。滑舌が…

沖縄に思いを馳せる名和昆虫博物館の2人と僕と空穂屋の焼きドーナツ

時間がないから速攻で話そう。もったいないくらいの快晴だったゆえに愛輪のクリーム号でぷらっと出掛けた。この場合、♭いや、ふらっとでもぶらっとでもないのでちゃんと覚えておいてもらおう。とりあえず岐阜公園を目指した。そこでだ、何事もゲーム感覚で事…

松江城と珈琲館 京店店と季節の風 蔵と島根県立美術館に酔い痴れた僕@島根県松江市

ふと思ってブログ内を調べたら、ちょうど7年前の同じ10月17日~18日に松江を訪れていた。ホテルも同じだった。ほう。。。そうだ!全国的にこの2日間を「島根の日」にしようじゃないか。そうだそうだ、それがいい♪そう言えば、7年前の『松江城』はま…

スープカレーとアップルタルトが絶妙だったトヨタ産業技術記念館と文系の僕

この僕くらい見掛け倒しの中途半端な一流になるとトヨタに学ぶところは結構多い。僕、幼い頃からぱっと見だけは優秀でじっと見ると残念だった。シクシク。話を戻そう。原価は0の思い出づくりは得意だが、国宝級の文系ゆえにものづくりはからっきしさ。そこ…

年パスが欲しくなる滋賀県立琵琶湖博物館と湖の幸の天丼と僕@滋賀県草津市

リンゴをかじると歯茎から血は出ないもののなぜか急に列車の旅に出掛けたくなりませんか?お前は新種の病気かよ。そうです、私は病気です。ってことで、JR草津駅で近江鉄道バスに乗り換えると『滋賀県立琵琶湖博物館』を訪れた。さすが税金を投入しまくっ…

県庁の下敷きになっている福井城と養浩館と8番らーめん 福井駅店と僕@福井県福井市

鬼門の大垣から無味乾燥の米原へと向かう列車の中で左隣に座った若い女性がリュックを抱えながらスヤスヤと眠っている姿を垣間見た僕は「よかった。僕って臭くないんだね」とすっげぇ安心した。そのときコクリコクリと彼女の頭がこちらにもたれかかりそうに…

スタバJR奈良駅旧駅舎店と奈良国立博物館と三条坊の大仏うどんと僕@奈良県奈良市

そのとき僕は53歳と11か月で『スタバ@JR奈良駅旧駅舎店』でソイラテを飲みながら「ベーコンとほうれん草のキッシュ」を胃袋に流し込むと「同窓会 隣の彼女は 今、上司」という川柳をひねった。シャレにならんノンフィクションだよね。ここは奈良。青…

宝塚界隈と梵天の蓮ごはんセットと中山寺とスタバ中山寺店に満足の僕@兵庫県宝塚市

やっと涼しくなったぜ。秋晴れってステキだね。こんな日はぷらっと出掛けたくなって体がウズウズタイガー・ウッズ状態になってうずきまくりきんとん。ってことで、お久しぶりに青春18きっぷの出番となった。宝塚だよ。3時間ちょいの距離だから岐阜市と合…

熱い朝湯と下呂発 温泉博物館と七宗御殿の山菜茶そばを楽しんだ僕たち@岐阜県下呂市・加茂郡

山間の田舎の朝はムダに早い。早朝5時から大浴場に入ることができるため4時55分に男湯の扉を開けた僕だった。すると、すでに多くの年寄りがカピバラのように首までどっぷりと浸かっていた。クアハウスとケアハウスはすっげぇ似ているが、その意味合いは…

久保田城と小玉醸造の伊藤久視さんと佐藤養助 秋田店の稲庭うどんと僕@秋田県秋田市・潟上市

秋田の朝はムダに早い。おはようございます。4時からやることがなくてヒマで仕方なかっただよ。これは秋田弁じゃないわな。メロンパンを食べると久保田城へと向かった。ほぼ貸し切り状態の中、「長いこと待たせてゴメンね」とつぶやきながらゆっくりとじっ…

平戸城を中心に平戸の風情ある界隈や小路や食事を満喫してご満悦の僕@長崎県平戸市

天気予報は曇だが、それに反してすっげぇ快晴!そう、僕はもっている男なんだよ。でも、できれば天気より現金をもちたい。ってことで、路線バスで片道1時間半ほどかけて平戸を訪れた。平戸城がなければ死ぬまで訪れることのない場所だったかもしれない。全…