砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

第1677滴:3万日懸命にやること

よく「一生懸命にやりますよ」という美しい言葉を耳にします。 しかし、それを吐くほとんどの奴は口先だけです。 その原因は明白で、くくる単位が大きいからです。 一生(平均寿命)とは0歳児の平均余命のことです。 大体、80年ですよね。壮大な絵巻物語…

第1676滴:適正~それぞれの1ピース

2年半ほど前に「天職と適職」についてお話しました。 天職などない。あるとしたらそれは適職だと。 今日は、そこからもっと突っ込んだ内容です。 派遣切りとか大規模なリストラで失職している人々が多いようです。 でも一方では、求人難に陥っている介護関…

第1675滴:前の会社を辞めた理由

このご時世なので中途採用を希望する人も多いと思います。 自己都合で辞めたり、リストラに遭ったり、会社が倒産しちゃった人は。 そこで、中途採用面接を受けるときの心得をお話しましょう。 最も肝心なことは、前の会社を辞めた理由です。 面接官にとって…

第1674滴:それは、↑↑↑↑↑の如く

相変わらず「チームプレーが大切だ」とか抜かす社長がいたので、 今日は、そのことについてお話します。 チームプレーが大切(必要)なのは、従業員が300人以上の会社です。 それ以下の吹けば飛ぶようなショウジョウバエのような小さな会社には、 たった…

第1673滴:頑張るのはお前のほうだろ?

昨日、WBCで見事に日本が世界一!となりました。 真っ昼間からテレビの前にクギ付けになった人も多かったと思います。 私は「バカじゃないの?」と呆れていますが。 それを観て「頑張れ!」とか本気で声援している連中が滑稽でなりません。 日本人選手の…

第1672滴:挑戦する愚を思い知れ!

春なのでたまには気分を変えようと久し振りに巻頭文でも書こうと思って、 DELLの前で1時間も考えていた@なにも浮かんでこなかった杉山です。 ちなみに、この「ちなみに」もなにを書けばいいのか1cmも分かりません。 ですから、よく1600日以上もぶ…

第1671滴:今までに影響を受けた社長

今までにザッと1000人を超える社長と出会ってきた。 よく「影響を受けた社長はいますか?」と訊ねられるが、 影響を与えてくれた社長は0だ。 もっと言えば、人から影響など受けるはずがない。 参考にした社長は腐るほどいるが、 影響を受けた社長は、誰…

第1670滴:所詮、食事と睡眠の問題

当初の計画通りに売上げが伸びずふさぎ込んだり、 指示した通りに社員が動かず無性にイライラする。 すると、食事も喉を通らなくなり、 布団に入っても熟睡することができない。 次第に体は衰弱し、精神的にも落ち込み、 誰も手が付けられないような状態とな…

第1669滴:遙か彼方の遠い存在:相手は絶対に逃げない

その人が、大切な友人であれ、恋人であれ、家族であれ、お客であれ、 30cmでも距離が遠くなったと感じたとき、それは100%自分のせい。 よく「いくら説明してもお客さんが分かってくれない」とか、 「一生懸命に口説いても振り向いてくれない」とか言う…

第1668滴:達成しない本当の原因

・いつまで経っても売上げが1億円を突破しない。 ・〆切り日まであと一日と迫ったのに1行も原稿が書けていない。 ・プールで100mも泳げない。 ・財布の中に野口英世しかいない。 ・独身。 ・毎年、海外旅行の計画で終わってしまう。 ・冷蔵庫の中のチ…

第1667滴:その人が評価される理由

例えば、横断歩道でお年寄りに手を貸しているヤクザを見掛けたら、 ほとんどの人が「意外にやさしんだ。。」と思うだろう。 ところが、介護を生業としている人がそれをやったとしても、 だれ一人として「意外にやさしんだ。。」とはまず思わない。 むしろ、…

第1666滴:見つめ合って半年、明後日の方向を向いて一生

夫婦関係が長続きすることと、社長と社員の関係が 長続きすることとは、よく似ていると思う。 どちらも最初は好きで好きでジッと見つめ合う。 毎日のように見つめ合ってもまったく飽きない。 惚れ合って一緒になった男と女。 認め合って一緒になった社長と社…

第1665滴:年商1億円程度ならだれにでもできる

高校時代にある組で皿洗いをしていたとき、 窓から目の前の壁に銃弾を打ち込まれた経験を持つ男がいる。 ちなみに、組と言っても3年2組の組ではない。 単に興味本位でそのようなところへ顔を出していたが、 その後、しばらくの間、取立て屋で生計を立てた…

第1664滴:路上にもゼニは落ちている

「グラウンドにはゼニが落ちている」とは、 その当時、南海の監督だった鶴岡一人氏が放った有名な言葉だが、 実際にそこら中にお金が落ちているということを思い知らされた。 先日、JR名古屋駅のホームで岐阜行きの電車を待っていると、 1人の中年男が自…

第1663滴:分野を問わず、デキる人はデキてダメな奴はダメ

私の古くからの知り合いに、どんな悩みにでも答える社長が1人いる。 それが事業に関することであろうと、 恋愛や犯罪に関することであろうと。 とにかくすべてに於いて気味が悪いほど明確に答える。 さらには商売のヒントとなる発想もかなりユニークだ。 的…

第1662滴:「作る仕事」と「売る仕事」

いい仕事(儲かる仕事)はいくらでもあるのに、 わざわざそうでない仕事を好んで選ぶ奴が多い。 起業を目指す若い連中を見てもハッキリと分かるが、 ほとんどが「作る仕事」に執着している。 それがIT系であっても野菜を作る農家であってもまったく同じ。 …

第1661滴:憎まれた分だけ愛されて

私の知り合いに、誰にでも愛想のいい社長がいる。 と同時に誰からも愛されていないようにも見える。 まんべんなく安い愛想を周囲に振りまくために、 誰からも均等に好かれてはいるが、今一つ信用されてはいない。 当然、会社の業績もそれに呼応するように今…

第1660滴:会社という空っぽの人格

今日は、会社(法人)について考えてみる。 よく若い起業家たちがこぞって会社を作りたがるが、 あれは単に「代表取締役」と名刺に明記したいからだ。 まぁ、正確に言うと、複数の取締役が存在しなければ、 代表取締役にはなれないが。 会社自体には意志決定…

第1659滴:厳しい命令系統の中に入った方が苦痛だけど楽

以前、NHKの番組でマイクロソフトとグーグルに勤める エリート社員たちの働きぶりを観た。 ジーパンとTシャツ姿のマイクロソフトの太った社員たちは、 自分の机の下で寝たり、ゲームで遊んだりしながら仕事をしていた。 彼らの多くは、年収が3~5億円…

第1658滴:それ以上にバカちんの看護婦から学んだこと

ちょっと前まである個人病院で点滴を打っていたが、 今ではまったく行っていない。 院長は、一週間に1回は打つようにと言っていたが、 あることが原因で行かなくなった。 それは点滴を打ってくれた看護婦が、私の腕に針を刺すとき、 「あの院長のバカちんが…

第1657滴:三代目の憂鬱

つい先月のこと、創業57年の老舗の会社が潰れた。 三代目の社長とは1年半前にある会合で知り合った。 その頃から「資金繰りが苦しくて大変です」と嘆いていた。 結局、少しのお金を手元に残して会社は潰れた。 当然、保証人である三代目自身も自己破産を…