砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1010滴:負けて尚、主語となる

13日間もぶっ続けに楽天のグリーティングカードを自分に宛てて送った @傷ついた心を癒すために相田みつをの言葉を何度も読み返した杉山です。

ちなみに、午前8時に送信すると最も疲れている午後4時に開封しました。

ですから、相田みつをのグリーティングカードは13種類しかありません。

さぁ、そんな今朝は「ケロロ軍曹」の福笑いカードを自分に宛てて送った ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■世の中がゴールデンウィークで浮かれている中、

私はただひたすらに体を鍛え抜いておりました。 なにを目指しているのか自分でも分かりません。

■毎日、腕立て伏せ&腹筋を激しく200回こなすと、

さらに逆立ちをして腕立て伏せを30回やりました。 昨日、右手の握力だけでリンゴを見事に砕きました。

■でも、リンゴはちょっぴり腐りかけていました。

どう言う訳だか、リンゴを見事に砕き終えると、 「ふぅ~お」と千葉真一の形相に変わりました。

■それも関根勤バージョンですが。

前フリが若干、長くなりました。 私は、千代の富士が大好きです。

■歴代1位の1045勝の通算成績を持つ昭和の大横綱の千代の富士です。

小兵ながら鍛え抜かれた腕力を生かした上手投げは脅威的なものでした。 1988年の5月場所で連勝の記録は53でストップしてしまいました。

■千代の富士が負けてしまいました。

大乃国が勝ったんじゃないんです。 千代の富士が負けちゃったんです。

■同じ横綱である大乃国が連勝記録を止めたのに、

世間では「千代の富士が負けた」と騒然として、 ほとんど「大乃国が勝った」なんて言いません。

■負けて尚、主語となります。

本当に強い人たちの真価は、 負けたときに分かるんです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

涙の千代の富士が引退会見で放った「体力の限界!気力も無くなり、 引退することになりました」という言葉は燃え尽きた男の言葉です。

私は、このセリフを今までに30回以上も使っているので、 今さら涙ながらに言ったところでだれも信じてくれません。

完璧に自分の立ち位置を誤ってしまいました。

ま、痛くも痒くもないからなんら構いません。

例えば、常勝中のベテランを新人がバシッと破ったとしても、 あの○○が負けたと言われて新人が勝ったとは言われません。

でも、最初はだれだってそうです。 そこからが新人の見せ場なんです。

数年後、その新人が常勝のベテランとなったときに、 新たな勢力の新人と戦って見事に負けてしまいます。

そのときに本当の真価が分かるはずです。

全身を筋肉の鎧で固めた千代の富士も大好きですが、 その連勝を見事に阻止した大乃国も私は大好きです。

そして、今では大乃国が書いた書籍は私のバイブルです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━