砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

雨の日も風の日も毎週同じ曜日にとうふ屋銀次

長年愛用していたボールペンが寿命となったので新しいのを買いに行こうと自宅を出た僕。そのとき道を挟んだ向かいにリヤカーを引いた若者が立っていた。チャルメラのようなラッパなような楽器をくわえたまま僕に振り向いて愛想よく会釈した。隠れて眺めると結構なイケメンだったが、あいにく男に興味はない。雨の日も風の日も毎週同じ曜日にリヤカーを引きながら豆腐を売っているようだ。