砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

それって必要悪?

そのとき僕は岐阜駅へとまっすぐ伸びる狭い街道を一人歩いていた。ふと目を横にやるとそこには小さな黄色を全力で解き放とうとする一本の蝋梅がひっそりと、しかし凛として存在していた。僕は暖かくなってから咲く桜より、寒さに耐えながら先んじて春の訪れを告げようとする梅のほうが好きだ。「ありがとう」僕は言った。蝋梅もそれに応えるかのように黄色をさらに輝かせているようだった。おはようございます、メルヘンチッカーの杉山です。そこで今回は「それって必要悪?」だお。必要悪とは「よくないことだけど、組織や社会などにとって止むを得ず必要とされること」だよね。具体例では「風俗」とか「天下り」など。前者がなければ性犯罪が頻発し、後者がなければ世間が思っているほど大した給料でもないのに激務過ぎる官僚のヤル気が出ずに国益に影響する。って感じぃ?問題:杉山弘道君は必要悪なのだろうか?答え:「必要悪」ではなく「必要」なんだお。だってさ、ばい菌は世の中にとって必要不可欠だから。