もし君がこの僕についてもう少しだけ知りたいと思うのなら、ピエール・マルコリーニのグランクリュ・チョコレートを井村屋のゆであずきに混ぜて食べてご覧よ。僕は確実に君のもとを去るだろう。はい、ってことで、この僕は鳥羽を訪れた。ちょうど5年前の昨日も次女と2人でここにいた。そう、あの大震災の日。あの日は日帰りのつもりが電車が不通となり一部屋だけ空いていた戸田家に泊まった。それ以来、毎年3月には鳥羽を訪れ、あの日の近鉄電車のこのコンコースに思いを馳せる僕がいる。だから僕は、そーいう男なんだ。「商品が売れなくてつまんない。生きていても面白くない」と嘆く社長がいたが、商品が売れんだけで死にたくなるとはチープな奴だぜ。僕はチキンな奴だけど(大和田自爆)。生きて行く上で楽しい必要はない。生きていてもつまんない&面白くないなら、積極的に「死ぬのが怖い。これ以上、恐ろしいものはない」と怯えなよ。すると、嫌でも生きる。その結果、生きているだけで幸せと思えるようになる。
とりあえず鳥羽駅に着くや否や『○八食堂』で新鮮な魚を五臓六腑で味わった。
こっちはもっと新鮮だけど五臓六腑で味わうわけにはいくまいよ。
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