砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

オロナミンはもとよりアリナミンよりもよく効く山本芳翠の時間

山本芳翠が好きでねぇ。説明しよう、山本芳翠(ほうすい)とは明治時代に大活躍した岐阜県恵那市出身の洋画家だ。で、岐阜県美術館には氏の代表作である『浦島図』『灯を持つ乙女』重要文化財の『裸婦』などが所蔵されている。すべてこの僕の大好物さ。はぁ?どんな絵なのか見てみたいって?ググれ。開館する5分7秒前に美術館に到着すると、ほぼ貸し切り状態で確実に堪能した。それまで頭の中ではあーじゃこーじゃと無職のくせに仕事のことで小難しいことばっか考えていたが、一瞬でどーでもよくなった。午前11時、せっかくなので館内にある『Cafe・流々』でランチの「流々弁当」を食ったがね。まったく期待していなかったが、岐阜県産の食材を中心に使っているらしく、それなりに美味しくいただけた。が、店内に流れる曲は『When a Man Loves a Woman』のようなこの僕があまり関心のない1960年代シリーズだった。できることなら『Fly Me to the Moon』の1950年代、若しくは1980年代のバナナラマやデッド・オア・アライヴ系のユーロビートだと箸がよく動く。食後の僕だが、カツの肉片が右上奥歯と左下奥歯の隙間に詰まったもののテーブルに爪楊枝はなく、三菱のボールペンを使うわけにもいかないため舌先で必死にほじくりまくった結果、舌が痙攣しそうになったので途中で断念した。いい一日だった。こんな日がずっと続けばいいのに。

Cafe・流々

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