砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

加藤剛を偲びながら名和宏で問う「君の中の一流」とは?

この6月に亡くなった加藤剛を偲んで名作『砂の器』を見ていた僕がいた。号泣だよ。どうもありがとう、腐るほど見ても原価は0のYouTube。そこでだ、君たちは名和宏をご存じだろうか。ハハハ、修学旅行を欠席した生徒のように画像の左上に貼ってある彼だね。映画『仁義なき戦い』シリーズではヤクザの親分、国民的ドラマの『水戸黄門』では悪代官でよく知られた名優だよ。彼も同じくこの6月に亡くなった。「脇役として活躍した」とYahoo!ニュースにサラッと書いてあったが、それは全然違う。悪役の一流だ。加藤剛は『大岡越前』を演じることはできても悪代官は100%無理だろう。そして、主役の一流も悪役の一流も一流というカテゴリの中ではまったく同格だ。宏は脇役ではなく悪役だ。僕はと言えば、人としては三流だけど人でなしとしてはほぼ一流。うん、自虐ネタとしてはほぼ二流。だから、君は何の一流?

砂の器