京都と言えばスタバ。だが、ここは生粋の京都人からすれば何気にビミョーな立ち位置だろう宇治。宇治と言えば抹茶。しかし、どこのどいつも知らないだろう全国生産量の約30%を占める日本一の産地は愛知の西尾。西尾よ、もっとPR活動にお金を掛けたらどうなんだ。そして宇治よ、あなたの存在意義は何なのさ。だから、そんなことはどーでもいいんです。案の定、青春18きっぷを片手に西へと向かった僕がいた。その約3時間後の『スタバ@京都宇治平等院表参道店』の時空は優美だった。
ほら、ご覧。ステキなロケーションだね。これを岐阜弁に翻訳すると「見てみぃ。ええ景色やん」。つくづく汚い方言でイチイチ嫌気が差してくるよね。実にまったり&ゆったりした時間を満喫した。
国宝であり世界遺産でもある平等院を訪れた。十円玉でお馴染みの鳳凰堂の前には真夏の夜の電灯に群がる昆虫のような人だかりだった。この僕の主たる目的はスタバゆえに写真だけ撮って終わった。
物理的に抹茶色の表参道を早歩きで抜けると列車に乗って米原方面へと向かった。その約1時間後、そのとき僕は『スタバ@近江八幡店』で「ダークモカチップフラペチーノ」をすすっていた。世界遺産をスタバとスタバで挟む。それにキャッシュは600円しか使っていない。誠に有意義な一日だった。
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