江戸の日本橋と京都の三条大橋を結ぶ素晴らしき街道である旧中山道を計画的にふらっと歩いて悠久のロマンを肌で感じたいと思いませんか？僕は定期的に思います。久しぶりの美濃加茂だ。見上げればピーカンの青空で散策するには打って付けの日だぜ。さっそくイギリス人のシェフが腕を振るう『THE SHIP』を訪れると日本人の奥さんがメニューについて丁寧に教えてくれた。僕はＣランチの「パスタアルフォルノ」とポテト、クラフトビールをオーダーした。地中海料理というだけありスパイスが独特で味わい深かった。その後、現役の消防士が運営する『美濃加茂ビール』でクラフトビールの「梨ホワイトエール」を飲むとレトロな佇まいの『コクウ珈琲』で熱い珈琲をすすりながら日記を書いて〆た。が、その後も続く・・・動画はご覧のとおりです。
案の定、ＪＲ高山本線は確実に遅れて美濃太田駅に到着した。単線ゆえにいつのものことなので僕は許す。さっそく旧中山道の太田宿界隈にある『THE SHIP』にルンルン気分で入った。その和テイストの外観とはまったくもってイメージが異なる地中海料理専門の愉快なレストランだ。イギリス人のシェフはロンドンの有名店や日本の超一流ホテルの総料理長などを歴任したとか。カウンター席だけの狭い店内だが、隣との距離をちゃんと取ってあるため居心地は満点だった。
「僕、ヨーグルトがちょっとダメなんですけどＣランチは大丈夫ですか？」「はい。このパスタアルフォルノはヨーグルトを使っていませんよ」「では、そのパスタとポテト（マラケシュ）とビールをください」「ビールはこの茨城県の（常陸野ネストホワイトエール）がやさしくて飲みやすいですよ」と日本人の奥さんが丁寧に教えてくれたので「（茨城県か・・・）では、それでお願いします」と僕も丁重に答えた。地中海料理というだけあり熱々のパスタは濃厚なチーズがてんこ盛りでボリューム満点だった。ポテトも独特な風味のスパイスが食欲をそそりまくった。
想定外に満腹になった僕は、旧中山道を西から東へと逆走した。すると、そこには地域おこしのために現役の消防士たちが営む『美濃加茂ビール』があった。僕は「梨ホワイトエール」というクラフトビールを店内のカウンター席に座って飲んだ。その後、お腹がちゃぷちゃぷだったが、せっかくなのでずっと前からすっげぇ気になっていた大正時代の庁舎をほうふつさせる佇まいの『コクウ珈琲』を訪れた。マスターに尋ねたら昔は郵便局だったとのこと。なるほど、納得だ。
店内も実に洒落ていた。明治村にあってもまったく違和感がないようなレトロっぷりで居心地はすこぶるよかった。が、店内の写真撮影がＮＧだったので邪魔にならないようにサクッと日記を書いて〆た。つもりが、その直後に訪れた『みのかも金蝶堂』ではイートなインが楽しめたので僕の貸し切り状態でお抹茶をすすりながら金蝶まんじゅうを頬張った。その［菓房探訪］です。
［動画内検索タグ］THE SHIP,美濃加茂ビール,コクウ珈琲,みのかも金蝶堂
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