砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

高山本線の列車内で頬張るみのかも金蝶堂のあんドレーヌ

青空の下、旧中山道の太田宿界隈を西へ東へ散策しながら地中海料理や現役の消防士たちが営むクラフトビールや大正時代の庁舎のようなレトロっぽい佇まいのカフェを満喫した昨日の僕は、いつものように旅先での和菓子屋探訪に精を出しまくった。それが『みのかも金蝶堂』だった。

みのかも金蝶堂

一歩足を踏み入れると見た目に開放的で木目で統一された店内も落ち着いていい。先客の2人の女性が商品についてあれやこれやと女性スタッフと話し込んでいたので僕はザッと見て回った。

みのかも金蝶堂

すると、驚くべきことにあーた、奥には喫茶コーナーがあるじゃないですか。ハハハ、この店は2回目なので絵に描けるくらい知っていたけど哀川(笑)。僕は貸し切り状態で温かいお抹茶と金蝶まんじゅうを美味しくいただいた。こんな日が年中無休&24時間体制で続けばいいのに。

みのかも金蝶堂の喫茶コーナー

そして、主たる目的である美味しい和菓子を買うための臨戦態勢に入った僕。再び全部の商品を見回った僕は「では、この商品を」とショーケースの中の「あんドレーヌ」を右手の人差し指で差した。そのときの僕の右手の人差し指は雄弁で美しかった。自分でもよく意味が分からない。

みのかも金蝶堂のショーケース

100%間違いなく「あんこ×マドレーヌ=あんドレーヌ」だと思ってスマホでググってみたら全国的にもこのネーミングの和菓子がちょいちょいあることに驚いた僕がいた。ふふふ、どこのどいつも安直な掛け算がお好きなのね綾小路(笑)。それはそうと生きて行く上で辛抱と我慢と待てができない僕は「冷凍してあるのですぐには食べられません」という女性スタッフの言葉を聞かなかったことにして帰りの列車内で封を切った。うん、丹波産の大納言が核融合していい。

あんドレーヌ

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