砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

ぎふ県旅シリーズ第49弾@養老町:満開の桜と滝と養老飯

孫悟飯と養老飯のどっちがつおい?知らんがな。ちょうど養老公園の桜も満開のようだし貴重な晴れ間を最大限に活用すべく養老郡は養老町へ養老鉄道に揺られて行った僕だった。養老公園の満開の桜も見事だが、それより何より周囲の山々を彩る桜たちが美しくて感動した。実にいい。そこから10分間くらい歩いた絶景のロケーションにある『養老公園 清水』で鳥山明先生にも食べさせてあげたかったご当地グルメの「養老飯」を食べた。想定外のボリュームで必要以上に満腹になった僕は、パンパンのお腹を両手でさすりながら「養老の滝」へと向かった。その後、マイナスイオンを浴びて全身が浄化された気分になった僕は、最初に訪れた養老公園内にある『楽市楽座』で養老サイダーをグビグビやりながら日記を書いて〆た動画はご覧のとおりです。

JR大垣駅から養老鉄道に乗り換えた僕は、養老駅に降り立った。つくづく素晴らしい駅舎だ。1919年の5月に改築されたようなので104年は経過しているだろう。今回の最後に訪れた駅舎の目の前にある『きび羊羹本家』の三代目の女将さん曰く「当時の職人たちの技術が見事に結集した大正時代から変わらぬ姿の駅舎です。悪くなった瓦だけ交換しているのですが、なぜか交換した瓦のほうが早く朽ちるんです」とのこと。しばし大正ロマンに思いを馳せた僕がいた。

養老駅

さっそく養老公園へと向かった。やはり僕は持っている男なのだろう。数多の桜は満開だった。前出の女将さん曰く「明日から散り始めるんじゃないですか。特に今日は快晴も手伝って最高のお花見日和ですよ」とのこと。それはそうと松風橋からの眺めが素晴らしかった。目の前の桜はもとより遠くの山の中に確認できる淡いピンクが艶やかで時間を忘れてボーっと見入っていた。

松風橋からの眺め

美しい桜と山間を流れる細い川に沿って10分間くらい歩いた。すると、右斜め45度の位置に『水戸黄門』に出てくる茶店のような『養老公園 清水』にたどり着いた。ステキな佇まいだ♪間違いなく何を食っても美味しいに決まっているだろう。僕はうっかり八兵衛のように喜んだ。

養老公園 清水

「せっかくなのでテラス席でもいいですか?」「はい、いいですよ。料理がお決まりになったら教えてください」「あ、もう決まってます。滝ビールと養老飯をください」。滝ビールは地ビール特有のクセも少なくてクイクイと飲みやすかった。しばらくするとご当地グルメの「養老飯」が熱々の鉄板で運ばれてきた。「養老飯」の定義は「ご飯の上にタレ焼き肉と目玉焼きを載せて、ひょうたん型の何かを添えた丼ぶり飯」。第一印象のとおり胃の腑が喜ぶご当地グルメだった。

養老飯と滝ビール

「養老の滝までここから何分くらいですか?」「すたすた歩くとだいたい15分くらいですよ」。『養老公園 清水』の店員さんの言ったとおり15分±7秒間で『養老の滝』にたどり着いた。平日の真っ昼間やっちゅうのに結構な人で賑わっていた。「たしかにこれが酒だったら・・・。あ、鮭だったら滝登りをするだろうか?僕的には酒なんかより金粉のほうがいい」などと誰にも聞こえっこない小っちぇ声でつぶやきながら小っちぇマイナスイオンをそれなりに浴びていた。

養老の滝

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