砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

ぎふ町旅シリーズ第195弾@靱屋町:令和に実る古民家と蔵

プチ大都会である岐阜シティの魅力をサクッと伝えるべく、岐阜市を細分化して町別に紹介する「ぎふ町旅」シリーズ。こんな画期的な企画をタダでやってあげているこの僕をもっと評価してやったらどうなんだ。ってことで、第195弾は靱屋町だよ。おそらく初めて見る漢字だろう。これは「うつぼやちょう」と読む。まずは店舗が国の登録有形文化財であるアートギャラリーの『空穂屋』で2種類の焼きドーナツと熱い珈琲を味わった。オーナーのマダムと有意義な会話を楽しんだ僕は、店を出ると御鮨街道を挟んだ対面にあるベーカリーの『MI PANADERIA』へと向かった。「鮮やか」を凌駕した艶やかなパンは次回のお楽しみにとっておこう。今回は濃厚なソフトクリームを屋外のベンチに座って食べながら日記を書いて〆た動画はご覧のとおりです。

御鮨街道を北へ向かって計画的に歩いていると江戸末期の佇まいを今に残す『空穂屋』が左手に現れた。さすが国の登録有形文化財だけあって威風堂々の存在感が圧巻だ。アートギャラリーを兼ねた店舗の奥にあるカフェに入ると「真ん中のテーブルをどうぞ」と渋いマスターが言った。

空穂屋

セレブな雰囲気に簡単に呑まれた僕は「熱い珈琲と焼きドーナツを・・・」と言った。「種類は何がいいですか?」とマスター。「何がありますか?」と僕。「ま、こちらにどうぞ」と促された僕は、大量に焼かれた茶色のリングを確認すると「では、くるみとラムレーズンで」と言った。

くるみとラムレーズンの焼きドーナツと熱い珈琲

香ばしくて美味しい焼きドーナツと優雅な時間と空間で満たされた僕は、2階にある座敷童子の部屋を拝ませてもらった。その後、渋いマスターの配偶者である上品なマダムとこの建物の話、日本の昔と今の話、マダムの若かりし頃の話などで大いに盛り上がった。その際、この登録有形文化財に使用されている和釘を見せてもらった。とても貴重な時間と資料をどうもありがとう。

和釘

完璧なシナリオの予定時刻より1時間ほど押した哀川(笑)。それだけコンフォタブルな時間を過ごせたということだろう。それはそうと『空穂屋』のほぼ対面にある重厚な蔵がスペイン風のベーカリー『MI PANADERIA』として見事に様変わりしていた。2人の女性スタッフに聞けば、2023年7月14日にオープンしたとのこと。遅ればせながらどうもおめでとう。今回の〆に打って付けなのでヨーグルトベースの濃厚なソフトクリームを屋外のベンチに座って味わった。

MI PANADERIA

[動画内検索タグ]空穂屋,焼きドーナツ,座敷童子,MI PANADERIA

空穂屋の僕のレビューとマップ(詳細)はこちら maps.app.goo.gl

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