砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0103滴:決して流されない

オープン・カフェで、紅茶を愉しんでいるキレイな女性を観察していたら、 思いっ切り鼻からタバコの煙を出したので、-80点の評価を勝手に付け て、昨日も一日、十分に堪能できた@そんな霊長類の観察は、日本モンキ ーパークに行かなくても、そこかしこで存分にできる杉山です。

あまりにもヒマなときは、喫茶店でカップルを見つけては、アタマの中で 勝手にストーリーを作って、愉しんでいます。

どういう訳か、最後は必ず別れ話になり、女性が先に席を立ち、一人取り 残された男性(名前は、直樹)が、呆然と壁を見つめて終わります。でも、 私にとっては、かなりのハッピーエンドです。

さぁ、そんなだったら女性はなんて名前なんだよってハナシはバシッとや めて、今日もサラ~ッとお読みください。

■私は、大勢(たいせい)から支持を受ける“流行りモノ”が嫌いです。

流行りモノって、その字の如く、 流されてどこかへ行ってしまうものなんです。

■オープン・カフェで、紅茶を愉しんでいるキレイな女性を 観察していたとき、水の入ったグラスを私に、20代後半の ウェイトレスが持ってきました。

普通じゃできません。

■決してウェイトレスは、そのグラスを見ながら 両手でトレイを持って、運んだりはしません。

そう、慣性の法則なんです。

■静止している物体は、いつまでも静止し続ける。

そして、動いている物体は、その速さで等速直線運動をし続ける。 だから、高速走行の新幹線の車内で、真上にボールを投げても、 またそこに落ちてくるっていう、あの法則です。

■水に気を取られて、自分の波長をそれに合わせると、 グラスから水が波打って、必ずこぼれてしまいます。

水でさえ、そんな意志を持っています。

■大勢順応主義ってやつが、大嫌いです。

世間は、グラスの中の水と、まったく同じです。 それに同調することだけに、気をとらわれれば、滅入る。 それがどうであれ、自分のペースで進めば、生き続ける。

たった、それだけのことです。

■個性は、外の環境に影響はされても、形成されるのは、内からです。

だから、自分のモノサシさえ、シッカリ持っていれば、 世の中、な~んてことはありません。

■とにかく、今日のトーク・ライブで、お伝えしたかったことは、

ニュートンの偉大さと、昼下がりのオープン・カフェでも ネタを探し続けるこんな私の素晴らしさ、それだけです。

■マーケティングとは、大勢の動向を調査し分析することです。

決して、右へならえ、ってことではありません。だから、 そんなものは、毎日、新聞を読むだけで、十分です。

■船頭がいない舟に乗って、どこか見知らぬ場所へ流されるくらいなら、 細くてもいいから自分の腕で舵を取って、思う場所へと向うべきです。

流行りモノなんて、そんなものです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

最近、上腕二頭筋がピリピリします。

イタリア系のハト胸を目指しているため、 どうやら、腕立て伏せのやり過ぎのようです。

ちなみに、逆立ちをしたままでも、 腕立て伏せが、できるんです。

文科系と体育会系を兼ね備えた、こんな私は、 物理がまったくダメでした。

でも、慣性の法則が語れます。

世の中の、とってつけた知識なんて、 そう、中学生レベルで十分、通用するもんです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━