砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0665滴:カッコいい!お仕事の条件

4年前、社会保険事務所の窓口で厚生年金から国民年金に切り替えるとき、 奥から出てきた男性に「払いますか?」と訊ねられた@法を守る杉山です。

ちなみに、「払わなくていいの?」と訊き返したら「いいえ」と言われた。

ですから、そんなことよりも公務員特有の醜いサンダルが目に付きました。

さぁ、そんなサンダルを履いてもいいけれど白い靴下だけはやめて欲しい ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■生まれ変わっても謝って済む仕事しかやらない私は、

ある大学の同好会に呼ばれて仕事のお話をしました。 事前にアンケートを取りその質問にお答えしました。

■そう、その中でも一番面白かった質問です。

Q.かっこいい仕事とはどんな仕事ですか? A.それはできるだけ遠くに行く仕事です。

■きっとだれも気づいちゃいないと思うんですが、

みんな物理的に移動距離が長い仕事に憧れます。 だから、世界を駆け巡るような仕事のことです。

■例えば、国際線のパイロットは凄いと思いますが、

国内線のパイロットにはあまり関心がありません。 どっちも英語を話せますし操縦もできるはずです。

■だから、移動する距離が1mでも長ければ長いほど尊敬されます。

それは自分の知らない世界を知っているように錯覚するからです。 しかし、よく考えてみればこれほど効率の悪い仕事はありません。

■だから、移動の距離に比例して、

その仕事の寿命は短くなります。 それに事故にもきっと遭います。

■たしかにこんな私は生まれ変わっても、

謝って済む仕事しかやりません。でも、 もう一つの譲れない条件があるんです。

■それはパジャマでもできる仕事のことです。そして、

300年続く京都の老舗は物理的に移動はしません。 地元に腰を据えた土臭い仕事の方が寿命は長いです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

みんなフーテンの寅さんが大好きですが、 それは自由奔放に全国を旅するからです。

潜在意識の中で移動の距離に憧れているんです。 でもね、ふうてんを愛用の辞書で調べてみたら、

(一)気違いの俗称。「瘋癲病」 (ニ)東京新宿の駅前広場や地下通路などにたむろした 家出少年などの若者たちで、奇抜な服装をしたり、 シンナー遊びなどにふけって世間の視聴を集めた。

だから、自らをフーテンなどと称していいのでしょうか。

かっこいいお仕事なんて多くの場合、長くは続きません。 とっても土臭い地元に密着したお仕事の方が結構、強い。

そう、そこからいろんなものを発信すればいいだけです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━