砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0945滴:羽ばたけ!みちのくサンダーバード

やっぱりブランド作りのHPにはSEO対策が必要なんだと確信した私は、 試しに「砂漠」というキーワードを散りばめた@ふと我に返った杉山です。

ちなみに、よく考えたら「砂漠」で検索されてもなんの利益もありません。

ですから、いくら考えても検索して欲しいキーワードが思い当たりません。

さぁ、そんな「業績アップ」で検索されても申し訳ないから対策は止めた ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■青い空よ!白い雲よ!我らが『みちのくサンダーバード(仮称)』だ。

これは私のお客さんが勤める会社にある野球部のキャッチコピーです。 バレるとまずいらしいのでチーム名だけは変えましたが鳥の名前です。

■その会社は200名を超えるみちのくでは大きな会社です。

その会社の二代目の社長は野球小僧で小学校から大学まで、 途切れることなく野球部に所属して12年間も丸坊主です。

■そして、すでにお分かりのとおり、

そのお客さんのお悩みは野球です。 課長であるその男性は文科系です。

■中学のときは油絵クラブで高校のときは吹奏楽部でした。

しかも、肺活量がもたないので吹奏楽部も退部しました。 だから、その課長にとって野球など拷問と同じなんです。

■当然、強制などではありませんが、

俗に言う暗黙の了~解っやつです。 有志のチームが部に昇格しました。

■朝から晩まで一生懸命に働いてみんなクタクタなのに、

隔週の土日は近くのグラウンドを貸し切って練習です。 そう、40歳前後のおっさんがノックを受けるんです。

■そして、サンダーバードの監督である二代目の社長は、一週間前に

頭を丸刈りにしました。社員は隠れてマルガリータと呼んでいます。 課長は「試合でエラーをしたら翌日、社長が冷たい」と嘆きました。

■私は「どっかの骨を2~3本折ったら?」と勧めましたが、

課長は「すでにみんなが使っている手です」と呟きました。 ある社員は仮病を使って練習をさぼっただけで減給でした。

■ところが一方、頭を丸めて張り切る若い社員は昇給&昇格しています。

私は「バッティングセンターで練習するか辞めるかですね」と言うと、 課長は「指の骨を折らずに会社に骨を埋める覚悟です」と言いました。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

サラリーマンの悲しい実話です。 でも、課長!それは大正解です。

いかに理不尽であろうと毎月40万円もくれる丸坊主はいません。 だから、もっと激しくグラウンドで暴れまくった方が大正解です。

おそらく白いユニフォームが汚れれば汚れるほど、 マルガリータは夏のボーナスを増額するはずです。

素晴らしい会社じゃないですか。 それに私ならば自分の机の上に、

バッティングセンターのマッチかなにかを置いておきます。 すると、それを目にしたマルガリータは絶対に感動します。

その会社に必要なのはペンダコじゃなくて素振りダコです。 でも、危惧するのはその会社の余命です。確実に潰れます。

とは言いながらも、みちのくで200名を超える会社なら、 地元の連中がそうは簡単には潰させないと普通は思います。

1回のヘッドスライディングが3千円程度だと思いながら、 着実に貯金をして住宅ローンの残高だけを気にしましょう。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━