ご幼少の頃から「フライの方が天ぷらよりも手間ひまが掛かっているのに、 どうして安っぽく見られているの?」と思っていた@フライ派の杉山です。
ちなみに、エビフライの尻尾は食べますが海老天ぷらの尻尾は食べません。
ですから、天丼を天井と間違えて「てんじょう」と読んだ同僚がいました。
さぁ、そんなフライと天ぷらの中間のフリッターなんて私の性に合わない ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■あるネットショップで財布を購入した1人の女性の感想です。
彼女は更年期だとは言え、非常にまもとなことを言いました。 前から目をつけていた3万円のベージュの財布を買いました。
■年甲斐もなくワクワクしながらその到着を待ち、
クロネコヤマトが「ピンポ~ン♪」と鳴らすと、 まるでイノシシの如く猪突猛進して行きました。
■安易に想像できる体型なのです。彼女はその場で、
包みを開けました。彼女が思ったとおりの財布に、 決して美しくはない笑みがニヤ~とこぼれました。
■不気味です。そのとき彼女は、
1枚の紙切れを発見しました。 どうやらお礼状のようでした。
■商品の取り扱いについての説明が印刷されていましたが、
問題はその下の手書きの文字でした。「HPの色合いと 違うようでしたら交換いたしますので返送願います」と。
■さぁ、これを読んであなたならどう思うでしょうか。
この店長さんは100%善意で書いたことでしょう。 でも、それを受け取った相手は不快に感じるのです。
■上記の手書きの文字が印刷されたものだったらOKです。
でも、それがわざわざ手書きで表現されることによって、 「あんたね、文句があったら言いなさいよ」となります。
■「ありがとうございます。これからもよろしくお願いします」が、
手書きなら十分に心は伝わりますが、それ以外は絶対に余分です。 手間を掛けるポイントが少しでもズレるとそれは凶器と化します。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
受け取った相手も善意だとは思います。 でも、それは頭で感じる安い善意です。
心では感じません。逆に不快感を覚えるはずです。
「HPの色合いと違うようでしたら交換いたしますので返送願います」と、 わざわざ手書きで書くことでしょうか。最初から印刷しておけばいいのに。
せっかくの気遣いと心遣いとちょっとの手間が、 逆に相手に嫌な思いを与える凶器と化すのです。
今日の教訓:余分なことは一切やるな。時間と信用を失うだけだ。
別にネットショップの店長に限ったことではありません。 すべてに共通します。その手間ひま、ズレていませんか?
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━