一年にたった一度だけ袖を通しただけのイージーオーダーのスーツをクリーニング店に出そうとパールホワイトのドリーム号で鬼門の大垣方面へと向かった。その前に安八町にある『やわらかとんかつ 喜楽屋』で「味噌かつランチ」を食べた僕だった。このボリュームで650円なのにご飯を小にしたらさらに30円も値引きしてくれた。どうもありがとう。
吐くほど満腹になって本来の目的を忘れかけていた僕もいた。その20分後、世界のアツローが経営するクリーニング島円にスーツを預けたが、レジ前のアツローは背骨を痛めてリハビリ中の老人にしか見えなかった。