今日が青春18きっぷの最終日だったので伊勢方面へ行こうと強引に決めた。
名古屋から快速みえ5号に乗ったが、河原田~津は第三セクターの伊勢鉄道に乗り入れるため、別途490円も支払った。なんとなく損をした気分になった。
1時間半後、JR伊勢市駅に到着した。駅の柱が木造でペンキも剥げていた。
伊勢神宮の外宮へ行き、心の中で深く参拝した。とても厳かな気分となった。
余裕で正午を回っていたので外宮に程近い鰻屋・喜多やの暖簾をくぐった。
いきなり縁起物のような石があった。どうやら自然にできたデザインのようだ。
せっかくなので上丼を注文したが、肝吸ではなかったのが激しく残念だった。
また、伊勢まぶしと言われる白飯にタレを混ぜ込んだ飯だったが、個人的には白飯のほうがいい。普通に美味しかったが、コストパフォーマンスに難がある。
伊勢市駅周辺で終わるつもりだったが、まったく時間が余ったので、その足で鳥羽へ向かった。水軍の城として有名な鳥羽城を訪れたが、誰もいなかった。
天守はないが、棚段の石垣群が執拗なまでに私の前立腺をそそり立たせた。
天守台の石垣をじっと眺めていたら、目の前にある鳥羽水族館のセイウチの鳴き声が確実に凄まじかった。近隣の住民たちは慣れてしまったのだろうか。
天守台から鳥羽湾を臨んだ。鳥羽に来るのは、昨年の3月11日以来だった。