砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

『半沢直樹』と『水戸黄門』の相関関係

午前3時、録画しておいた『半沢直樹』を一気に見たが痛快ですっげぇ面白い。原作者の池井戸潤は岐阜県八百津町の出身で年齢は僕の1つ上だ。おそらく昔々、美濃加茂市内にあるブロンコビリーのサラダバーですれ違ったよね。そうだ、そうに決まっている。あっち方面はそれくらい田舎なんだ。岐阜市と八百津町の差は東京都で言えば新宿区と八丈島くらいあるんだ。だから、それが何なのよ?『水戸黄門』が大好きな日本人には勧善懲悪主義は確実にウケる。さらに単なるいい人だけではなく「やられたら倍返し」というハムラビ法典っぽいキャッチも実に小気味いい。その上、東京ではなく大阪を舞台にしたところがステキだ。映画の良し悪しは脚本と監督で95%決まるが、このドラマの演出もなかなかのものだと感心した。そこで全国に27人くらいはいるだろう半沢直樹に言いたい。別に同姓同名だからと言ってお前が優秀というわけではない。勘違いして調子に乗るんじゃねぇぜ。