砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

黄金律は「ひらがな6、漢字3、カタカナ1」

「どうして私ってこんなに文章が下手なのかしら?」とお嘆きの君たちに「はじめに」と「おわりに」だけを読んで小・中学校の夏休みの読書感想文で表彰され続けたこの僕が、そのテクニックを惜しげもなくタダで教えよう。まず「これを読むのは何人か?」という基本的なことを抑えておこうね。「なんにん」ではなく「なにじん」だよ。そう、それを読むのは日本人だよね。たまに謎の台湾人が混ざっているけど極少数なので無視しよう。だとしたら、その黄金律は「ひらがな6、漢字3、カタカナ1」の割合だ。この割合だと文章も会話も相手の頭の中で活字や言葉がアニメ化されるんだ。つまり、サーッと相手の頭の中に入っていくんだよ。そう、料理も人間も文章も見た目8割だよ。内容はその後の問題だ。また、読めない漢字(会話ならば頭に浮かばない漢字)があると25%読む気が失せる。だから、それが4つあった時点で0になっちゃうんだ。今回は見た目の話だったから、そのうち気が向いたら内容についてお話しよう。