次に宇和島を訪れた際には太刀魚の巻焼きが食べてみたい。ま、次があればの話だが。えー、絶対に宇和島に来てくださいよぉ!だったら旅費交通費+食費を払え。一人芝居もそこそこのエネルギーを消耗する今日この頃、メインディッシュである『宇和島城』を朝っぱらからあの手この手で攻めたった。
いいですねぇ~!清く正しく美しい霊長類なら誰でもご存じの現存天守12城の中のひとつだよね。
天守の開場時間は9時だったけど1秒でも1ミリでも一緒に寄り添いたいからと8時ちょい過ぎからこうして360度、舐めるように眺めていた僕がいた。マニア垂涎の天守を貸し切り&独占したぜ。
くるっとバク転すると元に戻るが、フツーに振り返れば絶景の宇和島湾が僕を歓迎してくれていた。
そして9時。正式には8時59分に左足から天守に踏み込んだ。素晴らしい梁と柱じゃないですか。
天守最上階の床にゆっくりと腰を下ろすと、しばし有休は1日もないけど悠久の歴史に身を委ねた。
『宇和島城』には天守の他に現存する建造物はあとひとつある。それが上り立ち門だよ。「ねぇ、それって何?」「ググれ」。
後ろ髪を5センチくらい引かれながら『宇和島城』を後にすると伊予大洲駅へと向かった。髪も引けるうちが華だよね。
駅から城下町までは徒歩25分と若者には楽勝だが年寄りには何気に苦しいビミョーな距離だった。その中間に属するこの僕は、雨なら激高するが今回もてるてるてる子ちゃんEXパワーでモーレツにピーカンだったゆえに気分は最高だった。その途中にある『村田文福老舗』で「月窓餅」を買った。
今さらだが大洲は「おおす」ではなく「おおず」と読む。おぉ!青空を借景に『大洲城』のお出ましだ。
この破風の間(はふのま)の小窓から鉄砲などの武器を使って敵陣を攻撃できるようになっている。
そこに寝そべり滔滔と流れる肱(ひじ)川を一人きりしばし眺めた。心地良い風が吹き込んで来た。
小窓を外した4K画像はこれだ。青い空、一片の白い雲、深緑の山々、ピーヒョロロ~と鳴くトビ。そして清流の肱川。絶景のロケーションだよね。土地がタダでも決して住みたいとは思わないけど。
その後、重要文化財の櫓などを丁寧に回ったった。そして『東京ラブストーリー』でカンチとリカが一緒に歩いたおはなはん通りをヒロミチも歩いた。ちなみに、1話どころか1分も見ていないけど。
伊予大洲を後に四国の大都会である松山へと向かった。なんだかんだぷらぷらしながら『スタバ@松山いよてつ会館ビル店』で「石窯フィローネラタトゥイユ&チキン」とソイラテを摂った。これが今日の唯一の食物だった。食べ物ではなく食物。午後9時40分。松山から高速バスで名古屋を目指した。
■宇和島城の僕のレビューとマップ(詳細)はこちら
■村田文福老舗の僕のレビューとマップ(詳細)はこちら
■大洲城の僕のレビューとマップ(詳細)はこちら
■スタバ@松山いよてつ会館ビル店の僕のレビューとマップ(詳細)はこちら