砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

背伸びして大学に行くから社会人になって足がつる

JR岐阜駅界隈を歩けばよく分かるが、サッと見渡す限り進学塾のビルが立ち並んでいる。ま、君たちが40℃近くもある岐阜駅周辺を歩けばの話だが。もう殺人的な暑さよ。ったく、勘弁してほしいわ。タダでさえ3ミリ以下のヤル気が1ミリ未満に進化しそうじゃないの。進学塾って進学させること、つまりは大学に入れることが最終目的だよね。それも1つでも偏差値の高い大学に。だから、大学に入ってどーするのだろう。それがこの僕には分からないし、それを目的に子どもを塾に預ける安易な親たちの気持ちはもっと分からない。職業訓練校に入れるなら話は別だが。文科省のキャリア官僚が頭の悪い息子を裏口入学ったらしいじゃないか。これでこの先もらえただろう数億円の給料が一気にパーになったよね。因数分解が得意な人間が医者に向いているわけじゃない。学習塾はいいんだよ。そこで勉強のコツを学べるからね。しかしだ、闇雲に1点を競い合う進学塾は便所の蓋にもならん。炎天下に草を刈っていた孤独な弘道君。ここが酷暑の多治見市でないことだけが唯一の救いだった。

草を刈る