昭和の大スターの嵐寛寿郎はアラカン。今のよりもずっと面白かった久米宏のぴったしカン・カン。スマホ&マウス片手の君たちはトンチンカン。僕の青春を共に生きたスタイル・カウンシルは略してスタカン。ほぼほぼ30年前、浜松市内の独身寮で毎晩のように枕を濡らしていたホームシッカーの僕はスタカンの名盤『Cafe Blue』に本当に救われたものだよ。強い細菌いや、つい最近のことだが、撤退した支留比亜珈琲を居抜きで利用した『Blue Coffee』がオープンした。快晴の下、クリーム号で向かった僕は当然のように『Cafe Blue』の最初の曲『My Ever Changing Moods』を最悪の滑舌で口ずさんでいた。そう、この曲のMVはスタカンの2人がサイクリングを楽しみながら歌っている。ただね、英検3級ゆえに「えばぁーちぇんじんむーぅ、いぇ~」しか口ずさめない残念な僕もいる。
あろうことかミスター・パーフェクトと呼ばれているこの僕が付属のミルキーをこぼしちまったぜ。分煙とは言え、タバコの煙の粒子は確実に浮遊していた。ほぼほぼ二度と訪れることはないだろう。
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