砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

一風堂 アスティ岐阜店で怒りを抑えながらすするとんこつラーメン

あまりの暑さで人肌くらいにぬるくなった目薬を右目に差したら左目から熱い涙があふれ出した経験はありませんか?僕はありません。はい、とにもかくにもそれくらいムダに暑いという現実を表現したかった白樺派っぽい作風の巻頭文はここまでです。この致命的な炎天下の中、どうしてもやらねばならないベリー・インポータントな用事があったのでJR岐阜駅構内まで出掛けた僕だった。その用事については明日のブログの中で原価は0で教えてあげよう。せっかく命がけでここまできたので『一風堂 アスティ岐阜店』で食事をすることにした。が、オープン時間の午前11時を過ぎても「準備中」のままだった。よく見ると店の奥で朝礼のようなムダなことをやっており女性スタッフが楽しそうに笑っていた。明らかに僕とその他の客が店の前で待っていることを知りながら笑っているようだった。腹が立って腹が立って仕方なかった僕は、扉を開けて怒鳴ったろかしゃんと憤った。しかし、僕もいい年ぶっこいた大人だ。ここはグッと堪えた。午前11時3分、何事もなかったかのような真顔で女性スタッフが扉を開けたので「オープンは何時?」と語気を強めて尋ねたら「はい、もう大丈夫です」「だから何時?」「すいません」。

一風堂 アスティ岐阜店

「時間を守らん奴は大嫌いやし、それが商売人やったら考えられん」と厨房にも届くような声で吐き捨てて一番広い席を陣取ったった。45歳までの僕だったらここで大量の水を一気に飲んで何も食わずに店を出るのだが、今の僕は58歳なの。仕方ないので半熟煮玉子をトッピングした「博多とんこつA定食」をタブレットで注文した。お支払いのときはお坊ちゃんスタッフが何をしゃべっているのかまったく聞き取れんかった。大丈夫かよ?スタッフと企業風土が変わるのに4~5年はかかるだろうから2028年7月までは無料でも行かない。今日もいい一日だった。

博多とんこつA定食