う~ん、ちょっと満足できなかったなぁ~って思ったときの住民放送には、 自分で返信している@今日もいつもと同じくご満悦と書いている杉山です。
ちなみに、そのときに使う差出人の名は、男が稲垣茂で女が雲島美紀です。
ですから、2人はリアルに実在しますが、一度も会ったことはありません。
さぁ、そんな自分にクレームを出すときの名前はナターシャ・スタルヒン ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■どう言う訳だか毎年、クリスマス・イブに必ず思い出すのは、
ズ~ッと前に亡くなった東京のおばあちゃんのことです。で、 私が小学生のときに初めて岐阜に来て「あ、山がある」って、
■そう指を指して驚いた足立区に住んでいたおばあちゃんです。
山の付け根が見たいと言うので、近くのまむし山まで行って、 地べたと山の接着点を見ました。なんの感動もなかったです。
■で、そのおばあちゃんが私が中学生のときに亡くなりました。
人生でグレたことはなかったですが、少々生意気な私でした。 そう、軽い反抗期ってやつです。で、オヤジから聞きました。
■さっき、東京のおばあちゃんが亡くなった、ってね。そして、
そのときに「人間、いつかは死ぬんだから仕方ねぇよ」って、 少々生意気だった中学生の私が答えました。辛い思い出です。
■そのときって、それがカッコイイと思う年頃だったとは言え、
言っているそばから自分が辛かったのを鮮明に覚えています。 そうしなきゃいけないことはないのにそうしてしまうんです。
■東京のお葬式でも泣きませんでした。し、泣けませんでした。
で、お袋の母親だったおばあちゃんだったので、お袋が私に、 「お前は悲しくないのか?」って聞いたことが辛かったです。
■だから、別にだれに迷惑をかけてる訳でもありゃしませんが、
なんだか自分を騙しているような気がして苦しかったんです。 他人を騙すより自分を騙す方が、きっと辛く切ないものです。
■こんな私って雪が降ろうが降ろまいが、決まってこの時期に
ディケンズの『クリスマス・カロル』を読みます。で、私が スクルージ老人と重なり東京のおばあちゃんを思い出します。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
だから、そのときに我慢することって、 絶対によくないって思いました。そう、
我慢なんて自分を騙すことの一部です。
当然、我慢をしなきゃいけないときもあるんですが、 そうはない。で、我慢してまで手に入れたいものも、 そうはない。だから、楽に軽く生きればいいんです。
クリスマス・プレゼントにはなりませんが、 なんとか今日に間に合ってよかった頁です。
では、O・ヘンリの『賢者の贈りもの』を堪能します。 そう、小説と音楽と映画があれば、なにも要りません。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━