砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0641滴:木を決めたら森は見ない

昭和を顧みるためにアマゾンでベイ・シティ・ローラーズのCDを買った @ベスト版かメガ・ヒッツ版のどっちを買うべきか延々と悩んだ杉山です。

ちなみに、3曲も少ないけどレビューが多かったのでベスト版にしました。

ですから、メガ・ヒッツ版のレビューが胡散臭くて生理的に受付けません。

さぁ、そんなこの一枚のCDで栄枯盛衰と温故知新をいっぺんに味わえる ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■一般的な会話の中で“木を見て森を見ない”などと言いますが、

これは一本一本の木に注意を奪われて森全体を見ようとせずに、 目の前の些細なことにこだわって全体を見失うことの例えです。

■しかし、木を決めたら決して森は見ないことです。

だから、こんな私の興味の対象はモノではなくて、 あくまでもピンで生きているヒトだけです。そう、

■広い森などにまったく興味はありません。

多くの人もヒトが好きだって言いますが、 それはヒトではなくてその背後なんです。

■要は、人脈ってやつなんです。で、

まったく手に職も無い専業主婦と、 大きな会社の社長と比較をしたら、

■ほとんどの人ってンもスンもなく社長を選びます。

だから、細い木じゃなくて広い森が好きなんです。 しかし、いくら森が好きでも相手にはされません。

■だって、組織と言うたった一つのモノだからです。

そして、目の前のヒトを大好きな振りをしながら、 その背後にある人脈を狙っている奴は結構、多い。

■そう、いくら十六銀行と仲がいいって自慢したところで、

その担当者が転勤になったら一からやり直しです。でも、 その担当者と仲がよければ転勤先の支店と付き合えます。

■だから、木を決めたら決して森など見ないことです。

どう間違っても人脈に意志などありません。そして、 こちらを向いてくれるのは森ではなくて木なんです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

この人脈のお話は京都の山本晴美さんとの会話から、 思いついてお話をしました。また、この山本さんは、

立派な社長でもない普通の主婦です。でも、 そこらの社長よりは遥かに優秀です。そう、

こんな私は会社とか組織には興味なんてありません。 あくまでもその単体にしか面白さを感じないんです。

その山本さんが私にメールで送ってくれた内容です。


私は「人脈」という言葉は嫌いだけれど「人」は大好きで、 自分が大切にしようと思った人のことは、 たとえ何年も会ったりしなくても、犬のように覚えていて、 心の中でその人のことを思っています。


いいお話です。その山本晴美さんは檻がお好きな人です。

広くて深い森は樹海のようなもので迷子になるだけです。 その場限りじゃない関係はやっぱり木だと確信してます。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━