砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0667滴:あしたの職人

巻頭文はどこまでが本当でどこまでがネタなのですか?とメールが届いた @基本的には全部ノンフィクションで登場する人物は生きている杉山です。

ちなみに、基本的にはって言うことは、加工した部分もちょっとあります。

ですから、巣戯矢魔火路々ではなくて、実際には巣戯矢間火呂身血でした。

さぁ、そんなどうせネタだと思っているでしょうが本当に心拍数は120 ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■40歳を目前にした頃に思ったことの一つには、

将来ではなく現在を考えるってことです。そう、 30代には明るい未来があると信じていました。

■だから、30代の私は壮大な夢を持ち、

目を閉じればワクワクする毎日でした。 そして、なにもやらずに終わりました。

■それは明るい明日があると信じていたからです。

そう、明日があると明日にすべて繰り越します。 でも、繰り越された明日も明日に繰り越します。

■そうして着実に確実にみんな年を取っていくものです。

だから、机上の長期の夢を持たないように決めました。 そして、訪れるかどうかも分からない明日のことより、

■今日一日を着実に確実にクリアーしようと考えました。

だから、毎朝必ず10時に発信しようと決めたんです。 時間を決めずその日の内に発信するだけでOKならば、

■きっと夜中になってしまいます。だから、

一日中そればっかを延々と触り続けます。 そして、そんな人を職人と呼んでいます。

■そう、職人は満足のいく完成が必ず訪れると信じているから、

今日の完成を明日に繰り越してさらに明日へと繰り越します。 でも、その完成よりも過ぎ去った時間の方がきっと大切です。

■今日の自分は明日の自分よりも絶対に若いはずです。だから、

一日でも若くて柔軟な発想で今日の仕事を決着するべきです。 そして、明日の自分は明後日の自分よりもきっと若いんです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

職人って決して芸術作品を作る人のことではありません。 サラリーマンでも専業主婦でも職人は一杯いるものです。

自分の満足のいく結果を出したところで、 それを望んでいる人などそうはいません。

そう、待ち望んでいるものはその日の内の結果です。 要は、仕事の内容など大して期待もされていません。

だから、ことを始めてから完成がちと遅い人は、 自分一人で悶々と考え続けているだけなんです。

で、今日よりも明日の方が発想は必ず鈍ります。だから、 少しでも脳細胞が生きている内に決着をつけるべきです。

そう、あしたの職人には明るい明日はきっと訪れません。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━